プール

今日も暑かったのでなにぼうはプールに行きたいと言いだした。特別なことはない、Ariosoのアパートにあるのだから。ただちょっと深いのを懸念しているようだ。でもさすがに2時や3時の一番暑いときには行けないだろうと、4時になってから出かけた。混んでいるかもと思っていたが、全然で、男の子が2人と小さい女の子がお母さんといただけだった。3フィート半。深くはないと思うのだが、なにぼうは怖がってなかなかおヘソの上が濡れない。私はのんびりマニキュアなどしながら眺めている。そのうち、犬かきをはじめて、ちょっと水泳らしきことをする。なにぼうは多分、やけどをしたときに慌てた私が顔に水をかけたのがトラウマとなって、顔に水がかかるのを極端にいやがるようになったのではないかと思う。だから水泳を強制するつもりはないし、そんなことできない。でもまぁ、そのうち(私も水着を買ったことだし)一緒に平泳ぎでもするかな。

プールの入り口付近を日本人とおぼしき女性が5、6年生ぐらいの女の子をつれてうろうろしている。友達の家の場所がわからないのか、それともアパートの下見をしているのか、まぁそれほど気にもとめていなかったが、帰ろうとしたときに声をかけてこられた。世間話かと思いきや....「目覚めよ!」である。なんと宗教のパンフレットを配って歩いているのだった.....。こんなところでも勧誘しているなんて!「相手に施す(してあげる)喜びを」というもっともなことを(私もそれはよくわかっているさ)ひとしきり話して、「どうしたらまたお会いできますか?」ときたもんで「機会があったらお会いしましょう」とだけ話してその場を離れる。