Gilroy Garlic Festival

マスコットのハービー君

Cupertinoから車で約1時間のGilroyで金曜日から始まった恒例Garlic Festival。これは必見とある筋の人からも聞いていた。午前中は某大学の学生さんたちをRanch 99に案内することになっていたので午後に出かけることにした。お天気がいいので日焼け対策も今日はばっちり!
それにしても、それはそれはすごい車の量!『渋滞するよ』とは聞いていたけど確かにすごい車の量。でも車はうまくはけていく...。Festivalは空き地がたっぷりある郊外で行わる。つまり駐車場が広いのだ。一面枯れ草の空き地を駐車場にしているので、実はとてもリスキーな部分もあったりして。ラジコンのAir Showに行ったときも同じような空き地にボーイスカウトらしき子供たちが車を停めさせていたのだが、あるおじさんが「Hey Guys!車はほんとに大丈夫なのかい?」と聞いていたから初めて私たちも気がついた。そっかー、燃えやすいんだ!今日は万が一の備えは万全。駐車場の端に消防車も待機しているし、散水車が巡回して水を撒いている。焼け石に水、と思えなくもないが。
 

駐車場からはシャトルバスが数多く出ているので楽である。全然歩けない距離ではないのだがGilroyは暑い。入場料は大人が12ドル、子供は6ドル。入るとすぐにニンニクのいい匂いがする。まずはジュースを買う。これで3ドル。なにぼうが持っても大きく見える。1時を回っているのでお腹もすいた。ニンニクが好きな人にはたまらないお料理がたくさんである。
 
#写真左はビールブース。茶色い筒はゴミ箱。でも道路の目印にもなっているし旗も立てられるし、何かと便利そう。


まずは写真でご覧あれ。匂いをお届けできないのが残念である。コンボセットにはなになにコンビが敵視するマッシュルームがはいっている。これがガーリックがきいていてうまいのだ。それにパスタ。これもガーリックがきいていてうまいっ。なにまんは早速ビールをゲット。30歳以下はIDを求められるそうだがもちろん彼はパス。今回は2杯は入るであろうアルミの大きなコップを5ドルで買ってビールブースへ。ここは21歳以下は入場禁止。ビールも1杯5ドルである。何度目かにビールを買ったときには、「21歳は超えてるか?と聞かれた」とうれしそうに言ってたが、それは間違いなく相手の冗談だろう。
そしてうろうろとFood Boothを回って今度はGarlic Ice creamだ。味見は無料。無料だけにかなり小さいが味見には十分だ。一口目には確かにガーリックの風味がして「!」思った以上においしかったが、なにぼうはお気に召さなかったよう。ガーリックチョコは味見するチャンスがなかったなぁ...。ガーリックソースのかかったゴードンビアシュ(?)のポテトもおいしい。でもそれは3人に1つで十分だ。子供がそれぞれ1つずつポテトを持っているのを見たけど、大丈夫かなぁ。それだけ食べるとさすがにお腹がいっぱいでチーズピザは食べられなかった...。売り場の後ろにちゃんと石釜らしきものがあって焼きたてを食べられるのに残念。ゴミもすぐいっぱいになると思うのだが大きなゴミ箱をカートで次々と回収しては新しいものに置き換えられるので溢れかえることはない。うまくできてるなあ...。レモネードを売っている子供もいて、しっかり働いているのに感心である。
 
 

それにしても暑い。今日はSunblockをちゃんとしたのでじりじりと焦げる感覚はない。でもいいもの見つけた。Rain Roomである。キリが出ているテントだ。外国人の大人にひとり交じって気持ちいい思いもできるなにぼう。恍惚の表情を見てやってください。産毛に水滴が何ともFuzzyでいい感じ。
なにぼうは一人でお水もスムージーも買う事ができました...。

  


会場の見回りのおまわりさんは馬に乗ってやってくる。いわゆる「ウマのおまわりさん」。あ、それは「いぬのおまわりさん」か。まぁいいや。とにかく人に混じると見通しが悪いからたしかに馬は便利だ。高いところから見まわることができる。目立つし人の間を適度な早さですり抜ける。それにこの辺ウマはあちこちにいるから調達するのに事欠かない...と思う(あくまでも推測)。

こういうFestivalでの恒例ライブである。オールディーズのオンパレードではあるものの、なかなか陽気なおじさんが踊っている。おじさんの独特な雰囲気がたまらなくスキ。腰の振り方に年季を感じる。そこにたまに酔っぱらいの飛び入りなどもあって開放的で本当に楽しい。

そうして半日たっぷり楽しんで今日もおしまい。