Novato : Marin Museum of the American Indian

夕焼けお空が真っ赤っか♪

夕べのうちに夏時間が元に戻ったので、今日は25時間ある日だ......となにまんがいいながら家中の時計をチェックしてまわっていた。いつもの時間にお腹が空くし、なんだか実感がわかないけどそういうものなんだなと。


今日も一路San Franciscoへ向けて出発。昨日のお天気はウソのように今日は快晴である。Golden Gate Bridgeもキレイにくっきりと見える。そのまま101を北上して今日はNovatoへ行くことにした。別にこの町に何かある...というわけではない。が、Olompali State Historic ParkがこのNovatoの北3マイルほどのところにあるという。ここなら日帰りでも充分行ける距離でそれほど時間はかからない。どうせ行くなら、と以前印刷したIndian関連博物館の一覧を見るとNovatoのMarin Museumがリストアップされている。Novatoはナバホに似ているからきっとインディアン関係の土地に違いないと勝手に思ってて、Olompaliもひょっとしたらそうかもしれないと期待しつつNovatoを目指す。途中、お腹が空いたのでお昼を食べようと途中のSausalitoで降りたのだが、海沿いのおしゃれな町で駐車場もいっぱい。インディアンコスチュームなどのギャラリーやジュエリーショップがいくつかあるのを横目でみつつ、なんだか停まりそびれてそのままFreewayに戻って結局Novatoまで行く。そこでちょっと遅めのお昼を食べる。こういうサンドイッチも最近では想像通りと思うようになって意外さはなくなった...と同時に、たいてい食べ尽くせるようになってしまったところが驚きである。いかん!このままでは....。
#これにトウモロコシが1本つきます

ところで、目指すAmerican Indianの博物館はすぐに見つかった。Miwok Parkと書いた小さな小さな公園の中にある。MiwokはCaliforniaを代表するインディアンの部族の1つである。この博物館はパッとみたところ普通の家のような、これまた小さな小さな博物館だった。入り口には火曜日から金曜日までのOpenと書いてあったので「残念」と覚悟を決めたものの、Shopがあるのを発見。2階にあがると写真の展示などがあった。どれもカラフルできれいな写真。2005年、すなわち今年の9月にNew Mexicoで開催された大きな集いの写真も展示してあって、もっと早くに知っていれば、その時期にNew Mexicoに行ったものを...と少しだけ後悔。といっても9月には学校も始まってしまったし、夏休みはそれこそ大陸横断してボストンだのシカゴだのと遊びまくっていたので文句は言えない。そこでカレンダーをマウスパッドを購入。マウスパッドはなにまんが探していたのでちょうどよかった。カレンダーは今年の9月から使えるもので、インディアンの子供たちの写真である。きっと9月のイベントに合わせて制作されたものに違いない。インディアンとはいえ、アジア人の血が流れている種族もあって日本人によく似た子供の写真もある。インディアンと言えばモカシン。総ビーズの豪華なモカシンの展示もあり。1800年代の品物である。羽根飾りの豪華な、またビーズ刺繍の豊富な衣装には圧倒される。ただ、この前ESLでも先生がVisitor Indianと言っていたように思うけど、お祭りのときの特別衣装、特別な集団となりつつあるのかもしれない。
 
#ひと家族10ドルの寄付(入館料とは言わない)

Olompaliは予想通り、Southern VillageやSouthern Peopleと言う意味のMiwok語だそうだ。101のすぐ横にあり、もともとはMiwokのインディアンの小さな集落だったらしいが、そのうち持ち主がいろいろと代わり、サンフランシスコ大学の持ち物になってからは60年代のロックミュージシャンが借り主になってジャニスジョップリンなどが滞在し、ヒッピーの溜まり場みたいにもなったような...。90年代の終わりにHistoric Parkとして管理されるようになったところでまだまだ手を加える余地はいくらでもある(が予算がない、といったところか)。ピクニックなどにはよさそうなところだが、我々にはもうピクニックに訪れる機会はないと思う。残念。


80年代の持ち主が作った庭。わざわざ日本まで行って日本庭園の技術者などを連れ帰ったらしい。鶴のオブジェが噴水のてっぺんにいたそうな。また睡蓮なども浮かべた優雅な庭だったようである。もしかするとこの紅葉も日本から来たものかも。

 

クルミが木になっているところを初めて見た。Sacrament付近でみた果樹園の木になっていた実。やっぱりあれはクルミの木だったのか。
#この中におなじみのクルミの殻がある。
リスは穴を開けて中身を食べてある。ちゃんとクルミの木にはリス返しの腹巻きがしてあるのだ。

 
#これはボタンに見えたので...。