名所その1

Yosemite公園は「春夏秋冬」楽しめるらしい。厳密には「春か秋冬」らしいが。春は水がたっぷりあり、冬はスキーなどが楽しめるそうだ。公園内はたくさんのTrailがある。自転車や徒歩で散策できるルートだ。Village内には宿泊施設もあり(1年前には予約がいっぱいだそうだ)、オートキャンプやバンガローでのキャンプも盛んだ。いずれも予約は必要らしいが、車内に食物を残していて熊に襲われた例がたくさんあるそうで、すぐ近くまで熊は出没する。山道で大きなキャンピングカーとすれ違うのはなかなかスリル。秋には干上がってしまう川だが、車道のすぐ横でいっぱい水をたたえて流れている。日本のように、川は車道の遥か下、ということはないのだ。川面が日光を反射して、絵のようだ。
El Capitanという絶壁。ロッククライマーの憧れだそうだ。Half Domeを見上げる。数万年前は氷の世界で、それが急速に溶け出したときに氷河に削りとられた山らしい。今は雪解けの季節で川も滝も水がたっぷりあって迫力がある。
途中の車道沿いに車を停めて、いくつかあるTrailのコースを歩いてみることにする。お水を買っていざ出発!
Yosemite Fallsは3段階ぐらいになっている滝で、一番下の滝の滝壺まで行くことができる。水遊びの大好きななにぼう、なんど水しぶきにあたりに行くことか...。頭はぐしょぐしょだ。Trailを反対側から下ってきた一行、上半身裸の男性はきっと驚いたことだろう。

Trailといっても自転車で回るコースもあり、なだらかで気持ちのよい散歩道だ。Half Domeを望む絶景の前にはどうみても普通の家が数件建っている。別荘なのだろうか、それとも家なのだろうか、何ともうらやましい限りである。
Indian Villageがある。インドのIndianではない、Amrican-Indianの歴史を見るのだ。木の皮を束ねただけのような小屋。とても小柄。原住民の歴史にしばし思いを馳せる。原住民としての文化、誇り、歴史...。