いよいよ帰ります...

本当に手が届きそうなのです

なにぼうは朝からお天気を気にしている。朝からではない、着いたときから帰りのお天気を気にしていた。Indianのおじさんにもらった矢じりを大事にもって願をかけている。よっぽど来る時の気流の乱れが気になったか...。まぁ私も目が回ったから無理もないなぁ。
今日は日曜なのでホテルの朝ご飯はコンチネンタル。ロビーに小さいパンが置いてあってポットにコーヒーがあって、「ご自由にどうぞ」方式だ。ちょっとつまんで早々にCheck outだ。今日はGolden CityのRailroad Museumに行ってからデンバーを目指す。つくづく無駄に過ごした1日目が悔やまれる。土地の感覚がないというか、どこまで行けるか検討がつかないのだ。1日はBoulder市内でつぶせると思ったが、つぶさないで有意義に過ごせばよかったなぁ、もっと張り切って遠出すればよかったなあ。準備の大切さ、改めて今回の旅行で学習した。

Railroad MuseumではもともとTrainマニアのなになにコンビ。ご満悦で雨の中見て回る。ここもNot for Profit,善意の寄付でぼろぼろの貨車やディーゼルを修理して展示している。部品がないのかジュースの空き缶を切って部品として使ってあるところもある。色を塗ってしまえば見分けはつかない。貨物はもともと木でできているので修理は可能、というか新しく作ることも簡単にできそうだ。室内展示は飲み物、食べ物はだめ、と注意書きがあるのだが、そのすぐ横にコーヒーの自動販売機が置いてあったりして「むっじゅ〜〜ん」を感じてしまう...。寒かったから暖かいコーヒー、飲みたかったなぁ..(でも小銭がなくて...)。

デンバーに向かう途中は大雨だ。雷の音は聞こえないが、夕べのニュースで「オーロラ」という町のあたりが洪水だと言っていた。「オーロラってデンバーから遠い?」と聞いたらなにまんいわく「通り道」。たしかにその辺り、今日も大雨だ。もともと標高の高い場所なので手を伸ばせば雲に届きそうなのだ。その雲が真っ黒なのだからかなり不気味だ。それでも空港についてレンタカーを返す頃には雨もあがり、空港周辺はそれなりに落ち着いてきた。なにぼうの矢じりが効いたのか離陸も着陸もなかなかの高得点で無事到着。

カリフォルニアとの時差は1時間。

ここは真夏になっていた...。出発した日の朝は肌寒いくらいで、なにぼうは長袖のシャツを着ていったのに...。ポンちゃんは駐車場でおとなしく(当たり前か)待っていた。家ではミケも、お水も餌もほとんど空になっていたけどちゃんと元気で待っていた。安心した。