下から見上げたエンゼルズトランペット

今日はミケのマイクロチップ装着および狂犬病ワクチンの日である。申込書にちゃんと[Mike(Me-Kay)]と書いたのでカルテにもそのように書かれていて、みんな間違わずに呼んでくれる。「マイクじゃないのよね、ミケよね」なんて先生にも言われたりして...。当のミケは今日は行きの車でも不安げに「にゃあ」「にゃあ」とないていた。隣にも動物病院があった。本当に動物病院はたくさんある。Adobe Animal Hospitalの入り口は「犬用」と「猫その他用」に分かれているのだが、受付は一つなのであまり意味がない。ちなみに「その他」はリスやうさぎなどのようである。大きな犬(ホントに大きな犬なのだ、これが)が次々と病院にくるなか、うちは時間通りに到着しミケはおとなしく抱っこされて待っている。いよいよミケの番である。渡米する際に空港でもらった猫の輸入の手続きの説明書が1枚、英語と日本語の両方をもらってきたので、それを見せて説明するのが一番間違いない、と思ってみせてみる。血清検査で抗体が確認できて180日後の解釈がややこしく、最低でも180日経っていないといけないことを再度(なにまんが)説明。ついでに猫の3種混合予防接種も2月に受けたのだが、日本のカルテを持ってきていなかったので、なんと説明すればいいのかわからなかった。「3 kinds...」....十分通じた。
大きな注射が持ってこられた...。狂犬病の注射はまぁ普通の注射。太ももに。でもマイクロチップの方は、チップを入れるためハリの穴だけで2〜3ミリ。でもミケはおとなしくされるがままであった。首筋に。「いいコねー」とお褒めの言葉をいただき、チップの注射のケースやチップの番号札やその他もろもろをいただいて帰る。ワクチン接種後は眠くなるからと言われたが、ミケはたいてい寝ている...。次は30日後にもう一度狂犬病の接種をして血液検査である。次回のワクチン接種の場合予約は不要だと言われた。なるほど。電話でちゃんとマイクロチップの装着もお願いしたのだが、この点が抜け落ちていて予約は不要だと言われたのかもしれない。「土曜日に来てください」と言われたところをみると、今日は特別予約だったのかな。これで1万円ちょっと。思っていたよりも安かったので安心した。
精算を待っていると、受付で日本語がどうのこうのと言っている。日本人からミケと同じようなチップ装着やワクチンの件で問い合わせの電話を受けているようだ。日本語ができるスタッフがいるのだろうか。結局、英語でゆっくりと説明をしていた。ごめんねー、かわってあげられなくて...。