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写真は、「ばんざ〜〜い!今日は金曜日だぁ〜」の図ではない。体育だ。Summer Schoolもいつもと同じように先生が来るまで並んで待っているのだが、そのまま体育のあるクラスは校庭に行き、カバンはその辺にほっといて準備体操をしてタッタッと走り始めるのである。面白い。授業は12時45分までなので、ブランチがある。10時25分から休憩時間が10分あり、その間に食べるのである。でもなにぼうはいらないというので申し込んでいない。そこで小さいオニギリを持って行って帰りの車の中で食べるのが常である。来週からはさらに遅くなるのでオニギリは必需品だ。Pat先生が授業の中で何度も読書の効用を話されてきたが、特に子供に絵本を読み聞かせるにあたってはネイティブでない者の音読では間違った英語の発音を覚えかねない。特になにぼうが興味を持っているときだけにどうしたものかと思っていたら、来週からPat先生が授業の後に2冊ずつ、図書室で本を読んでくれることになった。Susanが提案したそうだ。Pat先生はさらに時間を拘束されて疲れられると思うが、「本が好き」だからと喜んで引き受けてくださったらしい。これは素晴らしい機会だ。図書館でもStory Tellingの時間があるようだが、実はまだ図書館には行ったことがない。というわけで、来週からはもうしばらく帰る時間が遅くなる。

それと、一応先生の立場からの話だからとは断った上で、Cupertino Union Districtの説明があった。シュワちゃんの政治に対する批判もあるのだけど、例えば低学年のクラスで使う教材など、先生の持ち出し部分に負うところも大きいそうだ。特にCupertinoは治安がいいと評判で、学区も充実しているため、家賃などもかなり高めとなっている。ということは、Pat先生のように地元出身でこの町に長く住み、自分たちの持ち家がある場合はともかく、まだ独身で自分で家賃を払っている若い先生方にはかなり負担になっているのではないかと心配しておられた。金銭的な部分だけでなく、先生の手助けのボランティアを、「機会があればぜひ手伝ってあげて」と推奨するのは先生の負担を軽くするためには大事なことなのだ。でも「中には母親が教室にいるだけで萎縮してしまう子供もいるのだから、そういう場合は無理しないように」と実にPat先生は細やかだ。TBテストさえなければいくらでも!