なぜか今朝のFreeway 280は混んでいた。いつも通り家を出て、HPに着いた時間はいつもよりも10分ほど遅い。おぉぉぉ、間に合うかぁ?とちょっとは心配しながら140キロですっとばす。帰りの道は空いているので怖い思いもせず、いつもより5分遅い時間で到着。それでも始業のチャイムがなるまでは10分あるので余裕。今日はBinaのダンナ様に初お目見え。彼女のお嬢ちゃんもCollinsなのでダンナ様はNimizに来るのは初めて。いろいろと案内をしながら、私のことも「日本人のお友達」だと紹介してくれた。
クラスが終わってLectureが始まるまでの間にちょっと間食。昨日韓国のSusanが韓国海苔をくれた。Binaはベジタリアンだけど海藻だから大丈夫だよ、と言ってもらっていたけど、食べ方がよくわからないようだ。それなら、ということで今朝は小さめのおにぎりを多めに作っていって、韓国海苔も食べやすい大きさに切って持参し、それを一緒に食べた。黒い紙に見えるので、知らない人は敬遠することもあると聞いていたが、Binaは気に入ったようだ。Pat先生にもちょっとおすそわけ。もちろんSusanも。これで本読みの時間まで持つな。
今日のLectureは学校の行事などについて。学校の運営資金の集め方など説明してくれる。CollinsにはRunning Clubがあったが、学校からの行事ニュースなどを持って帰ってきたとき、そこに何組の誰それが何マイル走った、ということが書かれていて、『みんなありがとう!彼らに大きな拍手を!!』と締めてある。なんのこっちゃ?と思っていたが、実は校庭を1周走って(歩くところもあるらしい...)カードにパンチで印を付けてもらい、1周、例えば1ドルの寄付が学校の運営資金になるという仕組みらしい。このパンチあけのボランティアも募集していて、誰かのおじいちゃんとかでも参加できるそうだ。自分たちが自分たちの学校に貢献するという、寄付の精神がこういう小さい頃から体験できるんだなぁと、感心してみたり。前述のOpen Houseで賞品が配られていたのはたくさん学校への寄付を稼いだ子供だからだと初めて納得。

学校の授業のカリキュラムについての講義では、各学校にKids Stopから配られるScienceの教材を見せてもらった。各学年、大きなコンテナに2つぐらい。中には1年間でその学年の子供が学んでほしい項目が書かれてた先生のマニュアルとビデオ、授業でぜひ読んでほしい本なども入っている。Earth Materialsについて学ぶ4年生では鉱石の見本や、それらに酢をかけてみたりして反応をみるためのキット、またそれを観察するための小さな虫眼鏡など一式が入っている。カリキュラムは必ずこなすべきものではなく、クラスの様子や先生の方針で教える順序なども変更可能。でもCupertino Union Districtに所属するすべての学校で同じ教材を使って授業が行われるのである。ちなみに、課題の対象になっている学年の分け方は3/4 - 4- 4/5と幅広い。特に理科:Scienceに限れば、それはPhysical,Earth, LifeとWellnessの4つに分かれている。ちなみに昨年度の例で、4年生では
Physsical: Electricity and Magnetism=Explore the related behavior of magnetism and electricity,
Earth: Earth Materials=Forces that work in the earth cause the changes we observe,
Life: Web of Life =Living organisms are dependent on the conditions of their environment
そしてWellness: "Here's Looking at You 2000" The effects of nicotine, alcohol and smokeless tobacco on the body. Refusal skills and legal consequences of drug abuse introduced。
タバコの害やドラッグの怖さについての授業ということだろうか。

蛇足ですが、(いわゆる)国語のHand Writingのテキストの最初のベージには鉛筆と紙の構え方の写真があって、「左利きの場合」、「右利きの場合」と丁寧に分けてある。右利きが主流の日本では教科書に左利きの子供の鉛筆の構え方の説明や写真はついぞ見たことがない。今は矯正しないようなので両方載っているのだろうか?