Stopおばさん

学校の前の通りのBlaneyは朝昼のお迎えの時間は渋滞する。ズルする車を取り締まるためかバイクやパトカーの見回りが頻繁になってきた。そのBlaneyにはストップおばさんがいる。毎朝毎昼、(今は滅多にないが)雨の日も晴れの日も、寒い日も暑い日も、オレンジの蛍光ベストを着て、ピカピカ光るストップサインを持って、東西南北にわたる老若男女を無事に通してくれるのだ。多分彼女もボランティアなのではないかと思うが、こういうストップおばさん一人をとっても、子供は大事にされているなぁと思うのである。でも大事にするのと甘やかすのは違う。例えば走るのが遅い子が卑屈な思いをしなくてすむように、運動会から徒競走の順位をなくしたり、運動会を見に来てくれる家族がいない子がいるから運動会のお弁当は教室で子供たちだけで食べるとか。そういうのは子供を大事にするのとは違うと思うのだが...。そういうマイナーな気の使い方が目立つ日本の教育に先行きの不安を覚える今日この頃である。