Conference

朝の8時は清々しくて気持ちいい。朝露(たぶん)に濡れた芝生が瑞々しい。いつもより早起きしてお弁当を作り、なにまん様に連れられて、なにぼうと3人でConferenceに赴く。三者面談。先日のアンケートと先生のコメントシートが2枚。これが資料である。StrengthとConcernに的を絞って話をすすめる。こういう理論的なところはなにまん様にまかせておこう。彼の得意は何ですか?と開口一番。親として目標とするところは何ですか?というのも聞かれる。私も気になっていたが、なにぼうの場合は辞書に頼り過ぎ。ジャーナル(いわゆる日記、記録)でも難しい単語などを使っているようだ。Readingはよし、Speakingはダメ。例えばプロペラという単語がわからなくても知っている単語やジェスチャ−で伝える方法がある、ということ。家ではどうですか?学校の勉強は難しいようですか?と聞かれ、それはもちろん宿題担当のなにまん様がお答えくださる。一緒に行ってもらってよかった....。

そんなふうに、先生と話をしながら彼の得意なこと、苦手なことを浮き彫りにして一緒に最終的な子供のゴールを設定していくのだ。学校での生活全般について他に言われることは想像通り。宿題を忘れてくる。やるのを忘れるのではなくて学校に忘れてくるのだ。お友達とは仲良くやっているようだ。トラブルを起こすこともないらしい。やはり日本人のお友達とばかり一緒にいる、というのも先生は気づいている。


個人の最終目標設定。これが日本の学校とは違うところ。日本の学校では先生のゴールを聞かされた。ゆとりの時間で使うコンピュータで「最終的には自分の名前がかけるようになるのが目標なんです」(最近の子はたいていできると思う)と。こちらでは、彼が熱狂しているRCに関しても、ラジコンクラブがあるよ、とチャチャチャとPCで連絡先を検索してくれる。そこらへんもまた違う所。好きなこと、得意なことはどんどん伸ばしてやろうという心意気なのだろうか。


なにぼうの目標。声に出して本を読む。辞書に頼りすぎない。日本人以外のお友達を作る。


そして最後に同席した全員(もちろんなにぼうも)のサインを書いてConferenceは終了。


最後にやはり話は私に降ってきて、ハロウィーンのパーティの予定があるので...ということで。TBテストのことなどはSから聞いてくれているようだが、TBテストを受けたらおそらくPositiveになるだろうと聞いて、先生は最初びっくりしたそうだ。後半年しかいられないというのは言いそびれたが、まぁ私でできることはやりましょう!楽しいのは好きだから。