久しぶり

指のサンドイッチ

夜のクラスに行くようになって、とんとご無沙汰の日本語タラブである。先週Grammarのクラスが終わったが、来週から続きが始まるので、とりあえず今日は参加。しかも、今日はHalloweenのパーティをする、という日本語の案内がポスト付近に貼ってあった。「日本語の」案内では、う〜〜む、やはりいつものメンバーか??


一応、仮装で来てね、と書いてあったので、自分用の衣装を今更ながら探しに行ってみたが、大人の衣装は「これでもか」というほどの丈の短さ。「何なのさ」というほどの胸の開き。そんなの着れるわけがない。ポカホンタスみたいなインディアン衣装を用意しようと思って、さらに布を買ってもみたが、ミシンがない。さすがに手縫いはやだ。というわけで、今日はTop Gunの衣装を着たなにぼうをお伴に、私は三つ編みをする程度の「なんちゃってインディアン」でごまかす。これじゃぁいつもと変わらない。ところで、肝心の日本語タラブのパーティは、予想通りいつものメンバーであった。みんなちゃんと仮装している。白雪姫あり真っ赤な悪魔あり。女性のガードマンまでいる。短いスカートがよく似合っている。やはり私には無理があったな...と思いつつ、それでも心のどこかでは「ププ、座るだけで高いお金をとられるどこかのお店みたい...」と思ったりして(ごめんね!)。私も衣装を着ていたら、そこのお店の親分になっていたと思うと、我ながらおぞましや...。


お菓子も用意する。指を数本。サンドイッチである。どこかのサイトをうろうろしてチラッと目にしたレシピである。パンの白い部分だけを使う。手のひらで押しつぶし(本当は麺棒で伸ばすと書いてあったかな)、イチゴジャムを塗ってくるくる。しばらくラップで包んで落ち着かせてから関節の切り目を入れ、ピーナツバターでアーモンドを貼付ける。イチゴがしたたる血に見えなくもない。我ながらなかなかヒット。わかるかなぁとちょっと心配だったけど、結構ウケた。実はフルーツカップケーキも焼いたのだが、ナッツを入れてしまったので味がちょっと想像とは変わってしまった。しかも。生のリンゴも入れたのでかなりしっとりしている。フランが用意したチョコケーキもおいしかった。お茶漬けの素を混ぜたご飯のオニギリも。夕ご飯を食べてから行ったのにまた食べてしまう。これが日本語タラブの怖いところなのである。