お祭りは何とかなるもんです

HitomiT2005-11-04

本当になんとかなるもんなんだなー思った。


今日はお天気があまりよくない。それでも「雨の場合は...」という連絡はいっさいなかったので、雨天決行かも...と思いつつ朝からルールのポスターを2枚書き、これで何とか用意はできた。おそらくこの時期に雨が降ることはほとんどないのだろう。隣のクラスの先生から「CDは子供が持ってきたので後はBoomboxだ」と言うメイルがきた。BoomboxはSusanが用意するとリストにあったので、これで準備はOKである。1時少し前になにまんに学校まで送ってもらう。PTAの人にとりあえずご挨拶。メイルではやりとりがあったもののTと初めて会う。とても気さくで頼りになりそうな、PTAには持ってこいのタイプの人だった。実際その人の指示が一番的確だったのでみんなが彼女に指示を仰ぐ。私も机を運んだり椅子を運んだり一生懸命手伝う。コミュニケーションが英語だけ、というカセはありながらも、何とか準備は完了。我がゲームブースにもポスターをはり、よそのブースのテント張りを手伝い...とするうちに、もうすぐ3時である。実はもう一つの折り紙ブースの方は、Artの教室で行うのだが、授業を3時まであるため中の準備ができずにいた。同じ教室で4つのクラフトがある。Hennaはインドのマンディみたいに手に茶色い染料で絵を書く。ペーパーバックのデコレーションやフェイスペインティングなど。アメリカらしい。机をざっと並べて完了。他の折り紙担当の人が来てくれていろいろと説明をしてくれる。『う、時間がないよー、サンタの折り方なんか知らないよー』と思ったが、ちゃんと折り方の本も持参してくれてラッキー。いよいよ開始である。折り紙の見本はちょっと簡単すぎ。三角の両端を折ってチューリップ。ん?まぁ小さい子がくるので仕方ないかなと思いつつ、もっと興味持ってくれそうなものもあるのになー。そういえばサンタクロースは人気があった。総じて人気があったらしく、赤の折り紙がなくなってカラフルなサンタさんがいっぱいできたそうな。とにかくこれでチケット1枚(1ドル)はかわいそうだよな...とちょっと思ったりしたので、小さい男の子には紙飛行機をプレゼントしたりして。それがまた普通によく飛ぶのだ。飛ばしてみてパッと顔が輝く瞬間が私は好き。で、3時から4時は割と暇な時間だったようで、終わり頃には「私もやってみたい」子が何人か来たものの、ゲームブースも気になって私は早々に退散。どうやら折り紙を担当した他の二人はお知り合いのようで、お友達も来て賑やかにやっていたようである。ちょっと仲間に入れなくて残念。


ゲームブースの方はMr. Nが大活躍していた。椅子とりゲームは簡単だし、さすがMr. Nは子供に人気がある。お金を払うのではなくお金で買ったチケットでゲームをするので、私が思うほどに『椅子とりゲームに1ドル?』という感覚はない。子供たちが何回も参加する。音楽が小さい音でやりにくかったところはあったかもしれないが、なかなか大成功である。参加者は3センチほどの小さなプラスチックの人形をもらう。ネズミやクモやトカゲといったグロテスクもの。3位ぐらいからちょっと大きな賞になる。それもプラスチックのミニカーやきらきらのネックレス、カラフルななわとびなどなど。喜んでもらってくれるあたり、こっちの子供たちはすれてなくてかわいいなーと思ったり。日本だったら文句いわれる、絶対。Susanががんばって集めてくれたKorean Momがたくさんいてくれたおかげでスムースにことが運ぶ。が、5時以降は基本的に誰もいない。仕方がないので私と、あと2人ぐらいのKoream Momが手伝ってくれて、何とか細々とゲームを続けるが、大きな賞がなくなり、Mr.Nもいなくなり...彼は教室にあった育ち過ぎのポトスを手に6時前に帰り支度で現れた。「もう帰っていいと思うよ」と笑顔で帰って行った....。参加したい子供も2人、3人になった。ゲーム場所は外なので薄暗くなってくると寒いし陰気くさくなる。適当なところで早めに片付けることにする。両側もゲームで、高校生のボランティアが仕切ってやっているボーリングゲームなどは盛況で、さっさと片付けるのは気がひけるが仕方ない。綿菓子なども大盛況でなかなか終わらなかったようだが、後片付け担当のボランティアの人も現れ、他も順に片付け始めた。机や椅子もさっさと片付けてもらって、折り紙ブースもさっと片付けを手伝い、適当なところで私は退散である。


やっぱり私はこの手の仕事が好きだわ(人を集めるのは苦手だけど)....。