Midway Magic: San Diego Aircraft Carrier Museum

 
なにぼうの希望でMidwayを見学。10時からオープンのところ、ちょっと遅れて半の到着。でもすでに行列ができていた。でも待ち人がはけるのは早い。あっという間に乗船である。軟弱だけど日本語の音声ガイドを利用する。船内は狭い。狭いところに若い男性ばかりが何ヶ月も生活するわけで、パイプにタオルや服がかけてあって...という生活を想像してみてください、とは解説の弁。実際は訓練がほとんどで、実際に任務が行われるときはわずか。その時には綿密に計算し尽くされた行動あるのみ。狭い甲板に離発着の戦闘機。彼らを誘導するのも大変で、横にはクッションがついた網が張り巡らされていて、危険を感じるとそこに身を投げだすのだそうだ。艦内はそこかしこにパイプが通っていて、これを設計するのはものすごく時間がかかるだろうと思う。調理室には大きな釜がいくつかある。ハンバーガーを作るための鉄板もあるし、パンもそこで焼かれる。一番不人気のメニューはSOSだそうだ。また退役軍人の一番リクエストが多いのもSOS。パンにミンチを乗せただけらしい。それが一番腹持ちがよかったのだそうだ。栄養や味はまったく無視。いかに一度の食事で長く働かせるかが重要だったとか。このSOSは一度食べると6時間はお腹がすかなかったとか。....大変だったんだなぁ....?


ところで、この手の戦闘機のぼろいものはあちこちのAir Museumに1つはある。なので、それほどの感動は実はなかった。空母自体は初めてなので面白かったが、多分昨日歩き回った反動で今日は疲れていたのではないかと思う。なにぼう期待のシミュレーションは高すぎ。この前のSan Martinで体験させてもらったシミュレーションみたいなのが10ドル。まだこの前の方が実際の計器と連動していただけに臨場感があったはず。コックピットの前に大きなスクリーンがあるシミュレーションは20ドル。が、説明が英語なのでなにぼう(となにまん?)にはハードルが高すぎた。というわけで予定通り見学を終え、今度はLos Angels目指して北上。途中にLa Jollaに立ち寄る。