Phoenix:Arizona Wing CAF Museum : Falcon Field

HitomiT2005-12-19

またまたAir Museumである。開館と同時に入る。アメリカはクリスマス前で賑やかなのだけど、もちろんアリゾナも例外ではない。町にSaguaroが溢れていてもクリスマスは雪。雪だるま。家にはカリフォルニアと同じような飾り付けが溢れている。Museumも同じくクリスマスの飾り付けがキレイである。しかも、ツリーは青を基調に、オーナメントが飛行機でとてもかわいい。ちなみにツリーの後ろの段ボールはイラクにいる兵士に送られるプレゼントのようである。今でも現役で戦争を行っている国であることを実感。
 


ここの博物館もおじいさんがいっぱいであった。おそらく退役軍人の皆様である。なかなか説明を聞くのも難しいのだが、それでも戦争のことをいろいろと語ってくれるのだ。第2次世界大戦の敵国であったのは日本である。真珠湾攻撃のことなど我々の戦争に関する知識など、このおじいちゃんたちの前では無いに等しい。もちろん戦闘機の知識など(なにぼうはどうだかわからないけど)皆無である。そういう戦争のことも包み隠さず勉強できる場所なのである。ちなみにこのB-17は週末には実際に飛んでいるらしい(?)。戦争当時、この基地はチャーチルルーズベルトしか知らない秘密の軍用基地だったそうだ。
  #空軍現用機識別図

で、なにぼうが喜んだのはB-17の中が見れたこと。Mr. Nのおじいちゃんが戦争中に乗ったと聞いていたらしく、興味津々である。我々の後に中を覗くチャンスを得たおじさんたちは、言葉のハンデもなくものすごく時間をかけてゆっくりと話を聞いていた。中を通り抜けするチャンスに、若干一人は頭しか入れず。そう、中はものすごく狭いのだ。乗組員は10人。後ろの方やハッチにも小柄な人が乗り込んで銃を構えていたのだそう。まさか火薬入りではないと思うが、間近で見る戦闘機は非常にリアルである。

 
 
トワイライトゾーンで出てきたな。このハッチはぶらさがる。
その奥にある格納庫ではいくつかの飛行機が修理中である。車輪が出るように調整していたり、エンジンの調整などもおじいちゃんたちがこぞってやっているのだ。アメリカのおじいちゃんたちはやはりどこでも元気である。それに感動して寄付をいっぱいしてしまった私である。