年末恒例の紅白

お正月らしい雰囲気がまったくない。町中はまだクリスマスの曲が流れているし、ガソリンスタンドの屋根などではサンタも風にのって踊っている。というわけで、おせち料理も今年はパス。でもちょっと興味もあってミツワで買い物をする。お刺身や煮しめの材料を買い込む人もいる。ビールのアテに蒲鉾でも買うか...と思って手が止まる。いつも以上に種類はあってカラフルなのだが、一つ1000円もするのがゴロゴロ。さすが異国のお正月である。そこそこのお値段のを買う。お重も置いてあったように思う。


夕方3時半からNHKの紅白が始まる。うちのテレビもボロいのだが、曲と歌のバランスが異常に悪く、まるでカラオケやで一生懸命モノマネして歌っている友達の歌を聞いているような感じ。こんなにラップ調の曲が流行っていたのか。しかも紅白にCMが入るので不思議な感じ。編集はボロボロ。歌がはじまるやいなやCMになって、CMが終わった後は次の人の出番。とばされてしまった人は後で再度放映。明るい中で見る紅白は雰囲気ゼロ。


1部の放送が終わり、年越しソバの準備をする。韓国スーパーで買っておいたソバがなんと激マズ。あまりのまずさにRanchで買いなおす。英語表記のあるものは絶対まずい。なので純粋に日本からの輸入ものを購入。安い。家に帰ってよくよく見ると、賞味期限が切れていた.....。絶句。でもまぁ激マズよりは断然おいしい。珍しく昆布と鰹でダシをとり、なにぼう所望のかき揚げで年越しソバ。かき揚げを揚げるついでにレンコンを天ぷらにしてビールのおつまみにする。母が作り置いてくれたトウガラシの煮物やイリドリも。蒲鉾などをアテにしながらビール、お蕎麦(汁そば、ざるそば両方)など。なにまんはyy兄ちゃんと帰国の相談などもしていたようであるが、正直帰りたくない私はその手の話題から離れ、なにぼうとアナログ潜水艦ゲームなど。なにぼうは今これにはまっているのだけど相手がいるので面倒である。


「ゆく年来る年」を見ながら母の飛行機が無事に大阪に到着したのを確認し就寝。母は31日の朝にここを出発して1日の夜に家に着く。なんとも短いお正月である。