Lick Observatory：リック天文台

http://mthamilton.ucolick.org/
Hamilton山の頂上にある天文台である。以前行きかけて断念した場所に、なぜか今日いきなり思いついて行くことになった。途中で急にポンちゃんが「お腹すいた」と言いだしてヒヤヒヤしながらの山道ドライブ19 milsになってしまったのであった。見晴らしはいい。とてもいい。大きなお屋敷やRanchoが続くなかをせっせと上る。もう桜が咲いている。ここはもう春なのだ。天文台が目の前に見えてきてもなかなか近づけない。ぐるぐる坂をのぼりながら、やっとたどり着いた山頂は真冬のような冷たさだった....。
＃一部は春。もう冬は終わったのだ....。
＃写真では撮りきれない絶景である。
この天文台はUniv. of Californiaの施設としても使われている。James Lickはもともとペンシルバニアの出身で、あまり人がいなかったカリフォルニアにやってきてGold Rushで大儲けした類いの人らしい。カリフォルニアで一番のお金持ちになったものの、息子があまり頼りにならず、彼の資産は（全部ではないだろうけど）天文台の建設維持に使われることになったとか。彼はもともと天文に興味があったわけではないが、たまたま天文学に興味を持った人と知り合いになったのが縁。ここの36インチのレンズは世界で２番目に大きいのだそうだ。１番大きいのはロスのグリフィス天文台にあるホッブル望遠鏡。望遠鏡ののぞき口までは床がせり上がるのだそうだ。
展示室の一角で、あのエジソンがこの天文台に贈ったというDYNAMOを発見。見たところ発電機のようである。2 horsepowerって２馬力っていうことだよね。そのままやん。


望遠鏡を覗いた映像は写真でしか見ることができなかったが、美しい星雲の写真や月の写真を見て、Shopでは月のカレンダーもあったりして、なかなか興味深かった。実際に望遠鏡をのぞいてみる機会があれば是非行ってみたいところだが、あの山道を上がってくることを思えば萎えるなぁ。

＃おまけ。散弾銃の後かも！と想像を膨らませているのだが。