節分の紹介

夕暮れのひととき

ESLで節分の紹介をする。こういう日に限って出遅れて駐車場を探すのに苦労した。授業の最初にその時間があるかと思ったが、先に文法のお勉強から。ぼーっとしてたらいきなり当てられたりして、ちょっとどぎまぎ。例文すら読んでいなかったし。今は関係代名詞の形容詞節のお勉強。which, that, whoとかwhose....。これまた用法に慣れず、耳から入って口から出てくるわけではなくて、いったん頭で書き換えの高校生のようなお勉強。「う〜〜〜、重箱の隅」と思いつつも、これだけ力を入れるからにはやはり重要なのだろうなぁ。それから節分の紹介。なぜこの日に季節を分ける(節分)になったのか、などは中国の暦が元になっているだけに、ひょっとすると中国人の方が詳しいかも、とみんなで話をしながら、鬼の説明、マメの説明、そして食いしんぼの私はのり巻きの説明。Ogreという言葉を鬼に充てたが、これは「シュレック」のようなものをイメージするそうで、先生曰く、Devilの方がふさわしい...というようなことも先日話されていたように思う。形相からもっと悪魔のようなイメージなんだと思うが、日本の鬼はもっと身近な存在、というか、以前読んだ本には古くは、確か物部氏なども鬼と呼ばれたとあったし、昔話の鬼のイメージは気弱だったり、情けなかったりするわけで。「シュレック」でぴったりじゃん。


のり巻きは、関西から始まった習慣で、コンビニの進出もあって全国的に広まってはいるので、そのあたりのさわりをちょこっと。3つのルールについては外せない。切らずに食べる、しゃべらずに食べる、恵方をむいて食べる。毎年吉田神社恵方巻きを買いに行っていた。研究室での丸かぶりの様子の写真もちょっと使ったりして.....。


豆まきのデモンストレーションもKくんのキャラでうまくいき、楽しい発表となった。

ちなみにこの本は「消された王権:物部氏の謎ーオニの系譜から解く古代史」といい、私は歴史には滅法弱いが、奈良の三輪山の近くに生まれ育ったものとして身近で興味はあるのである。
消された王権・物部氏の謎―オニの系譜から解く古代史 (PHPビジネスライブラリー)