宗教とは??

Tete先生はカソリックの信者さんである。ある程度は知識としてしっているが、宗教に限らず、何でも実際には何も知らないのだな...と『本物』に触れる機会がある度に思うのである。「堅信」の儀式のかわいいお子さんの写真があった。洗礼は産まれた時に受けるもの。それから日曜のミサに出席し、日曜学校でさらに勉強して受けられる儀式のようである。その為にはるばるおばあちゃんが来たり、God motherから贈り物を受けたり...と、とても大事な儀式らしい。その写真だけを見れば、いわゆる七五三のようであるがまったく別物。もっと高尚なもの(?)。数々Missionを訪問してはいるが、宗教的なことはよくわからない。でもいつも思うのだけど、見守ってくれる人がいると思える人は強い。救いがあると思える人は大胆だ。「石になる少女」というドキュメンタリー番組があって、病気で関節が固まってだんだん石のようになっていく少女を取り上げていた。その少女は手が不自由ながら普通の学校に通い、お母さんは同じ病気の人やその介護の人に、これから彼女とどう接すればいいかを相談したりしているのだ。その顔には曇りはない。病気で長く苦しんでいる人も外にごく普通に出かけるのだ。
日本では「バチが当たる」という考え方があるので、どうしてもハンデのある人は籠りがちである。家族も隠そうとする。宗教的なことはよくわからないけど、でもハンデを試練ととらえ、いずれ救われると説くキリスト教の方が理にかなっていると思ったのだった.....。