Shivrathri(India)

今日はESLでインドのお祭りについて紹介があった。最近新しくはいったインド人の仲間が二人。そのうちの一人の提案だったようだ。流暢に話されるのだが、インドなまりの英語とインド特有の名前で半分以上は聞き取れず。若い彼女のキレイな(本当に美人なのだ)顔を眺めていた....。
このお祭りはシバ神をまつるお祭りであること。夜明けから夜明けまでの1日間の断食であること。女性にとっての大事なお祭りであること。というのは独身の人には夫としていい男性と巡り会えるように、既婚者としては配偶者のますますの繁栄等を祈るためのもの。一日中お祈りをささげるそうだ。水やミルクや花びらを像に掛けると言っていた気もする。まるで仏教で言うところの「花まつり(4月8日:お釈迦様の像に甘茶をかける)」。創造神としてのBramha、守護神としてのVishnu、そして破壊神のShivaがインドの3大神である。狩猟者がライオンに追いかけられて木に登り、食べられないように木の上で夜を明かす際に木から葉っぱを落とす(?)。家で帰りを待つ家族を憂いて涙を流す(?)。この狩猟者がシバ神と関係あるのかどうかがわからないところである。また2月か3月にLuna Calendarに基づいて日にちが決まるだろうということで、今年がいつなのかもわからなかった....。それにインドといってもいろいろとあるので。でもちょっとだけ聞き取れた部分を確認するためと、知らないことを知るせっかくの機会なのであれこれとググって見る。


というわけでメモ。
破壊の神というと物騒な感じがするが、再生とでも言おうか、古いものが壊れてこそ新しいものが発展するという意味合いがあるようだ。シバ神は神になる前はハンターで動物などを殺していた。その彼が、ある時樫の木は折れると葉が散らない。生きている木だからこそ古い葉が散って新しく芽を吹くと悟り死後破壊の神となった、ということかな?彼は見目麗しく生活力がある理想の男性としてよく語られるそうである。妻が何人もいたとか。また彼には3つの目があるのが特徴で、肖像画には額に白い3本の線で表されているそうだ。また瞑想が好きで、一度瞑想を始めると100年ぐらいはすぐに経つ(って長過ぎ!)。構ってくれないのが不満である奥方が目を隠した。すると世の中は闇になったが、額に目ができて再び明るく照らし、世の中を救った。
他にもシバ神の不思議:彼はなぜ灰色をしているのか、なぜクビにヘビを巻いているのか、などの記述があって面白い。シバ神にも別名がいっぱいあってややこしいが、いずれ時間を見つけてゆっくり読んでみようと思う。
http://www.pradosham.com/lordshiva.php http://www.pradosham.com/shivratri.php
ところでこのお祭りが行われる肝心の日がわからず。節分みたいにきっと年によって違うのだろう。
ついでにインドの神がどのような姿形に描かれているか興味がある場合は
http://www.sanatansociety.org/hindu_gods_and_goddesses/vishnu.htmで。仏教に通じるものを感じる。