San Juan Bautista

 
何とものどかな場所である。田舎というよりも「のどか」と言う言葉がぴったり。景色も最高に「のどか」である。
 #これを「のどか」と言わずしてなんと言おう。
このMissionは15番目。3つのnaves(教会堂の一般席のある部分)を持つCaliforniaで一番大きなMissionと言われる。この付近のインディアンは友好的で彼らの手助けもあって約7ヶ月で教会が建ったという。地震でかなりダメージを受けたが、再建する際には細心の注意を払って建設されたので次の地震が襲った際にはいくらかは破壊をまぬがれた。1906年地震以降Steelやなどを用いて補強され、かなり丈夫に建てられてはいるようだが、回廊には充分な補強ができていないので、地震が起これば十分気をつけるように...という注意書きもあったりして。また教会内の床には動物の足跡を見ることができる。Tileを作って外で乾かしていた際につけられた足跡だそうだ。
 


Old El Caminoが通っていて、この冊の向こうにはインディアンが通ったという幅わずか9feetの道があり、今なおワゴンが通った跡を見ることができる。


このMission前のPlaza HotelもMissionと同じく歴史的価値ある建造物だそうだ。このMissionの説明には必ずといっていいほど登場する有名どころとして。

ついでに、ヒッチコック監督ジェームズ スチュワート主演の「めまい(Vertigo)」という映画のクライマックスはここだったらしい。


この小さな町のいたるところで闊歩する鶏たち。朝はにぎやかなことだろう。
またイチジクのようなサボテンの赤い実はインディアンの基調な食材でもあった。アリゾナで買ったサボテンジャムが鮮やかな赤なのはこのせいか。