Japanese American National Museum

10時に出発。FreewayでOut of Serviceのパトカー発見。2台続けて走って行ったが、後ろの車の警官が緊張の面持ちであったのでトレーニング中に違いない。サインは前にもつけた方がいいのでは??

今回の目的の一つでもあった日系博物館へ行く。San Joseのそれとは比べ物にならないぐらい充実した内容。博物館自体もかなり立派な建物である。キレイな紫色のベストを着たおじいさん、おばあさんが5人ほどいる。ボランティアかどうかは定かではないが、ガイド役の皆さんである。なにぼうが物珍しかったか、おばあさんがにこやかに話かけてくれるのだけど英語。「Farewell to Manzanarを読んだの?」となにぼうに聞いている。それでなくても無愛想ななにぼうである。こちらが恥ずかしい思いをしながら、「それは私が読みました。すみません、なにぼうはこちらに来て1年足らずで....」と言い訳をしてみたり。Norman MinetaさんはSan Joseの出身で日系で初めて運輸大臣(?)になった人だそうだが、我々がSan Joseから来たと言ったので、そのMinetaさんの名前も出た。そこのガイドを務める仲間にMinetaさんをよく知る人もいるそうだ。ちなみにSan Jose空港の名前はMinetaさんの名前がついている。Manzanarに限らず、あちこちのキャンプの様子がわかるような展示物。キャンプの様子を撮影した映像とManzanarのキャンプ場の模型も。本の中で目にした名前をいくつか発見。感慨にふけりながら展示物を見学。Wyomingに残っているらしいバラックを移動中。近い将来、展示物として復元されるだろう。高校生のグループなど、かなり見学の人も多く、ガイドの人たちも大活躍である。


併設のNoguchi Isamu展も見た。恥ずかしながら名前ぐらいしか知らなかったのだが、父親が日本人の"Double”の人で、すでに1900年代終わりに80いくつかで亡くなっている人である。にもかかわらず、現在でも時代を感じさせない彼の作品である。照明とのコントラストが絶妙で居心地の良さを感じさせるも、あくまでもアートであることを実感。