雑学

Tete Classは私にとっては会話実践の重要なレッスン場所である。テキストを使ったりもするのだけど、それよりもつらつらといろいろな話をすることが多い。週末の旅行の話やRiponの町の話など。Tete先生もそこのところはよくわかってくれているので、根気よくつきあってくれる。Missionの話をした。Tete先生はGuatemaraの出身。もともとはスペイン語圏の人である。El Camino Realが300年かけてGuatemaraからSolanoまで続いた話などがきっかけで、ちょっとだけスペイン語を教えてもらう。El(The) Camino(Road, Highway) Real (Royal)、私はなぜかCaminoがKingだと思っていた。Casa de FrutaもHouse of Fruitの意味だそうだ。それでドライフルーツがいっぱい売っているのか。納得。Guatemaraではその人のルーツは名前を見ればすぐわかるのだそうだ。First nameがあって、たいていMiddle Nameがあって、Family Name(Father)、Family Name(Mother)de Family Name(Husband)が正式な名前。両親が離婚してもStep Parentsの名前をつけることはない。本当に誰と誰の子供か一目瞭然。ルーツははっきりしている。女性の場合、deがついていれば既婚者ということもわかるのだ。面白いなぁ.....。


ついでに、San FranciscoのJapan Townが存続の危機であることをはじめて聞いて驚いた。建物も古くなり、売却も進んでいるそうだ。SFがそうならSan Joseもそうだろう。そういえばLAのLittle Tokyoも活気がなかった。China Townはいつも活気がある。中国人は親や兄弟を呼び寄せて一緒に住むことが多いし、Communityの結束も強そうだ。そこを比較すると日本は順応しやすい民族というか、食材等の買い物にさえ困らなければ、その土地柄になじむのは結構容易と思われるし、なじむことを目標としていたりもする。日本人としての我を通すことは美徳ではない。San Joseの日系博物館でも3世(か2世)の日本人が家族を連れて来ているのは見かけたが、他に日本人は見かけなかった。
Riponでアジア人がいないことに不安を覚え、Japan Townが消えかけているのを憂いながら、自分の中の「日本」を思う。そしてまた、ESLでなかなか発言しようとしない自分を客観的に見ながら、それも「日本」のせいにしたりしているような。