St. Patrick Day

St. Patrick Dayは明日。でも明日は金曜日でESLはない。だから今日は緑のものを身につけてくるように...との昨日のエリザベス先生の一言。緑のTシャツがあってよかった...。それにイヤリングとネックレス。これでPinchは免れる....。


昨日はDiscovery channelでSt. Patrickの話をしていた。3月17日はSt. Patrickが亡くなった日である。彼はIrelandにカソリックを深く広めた人であるが、もともと聖職にあったわけではなく、イギリスのWales地方の生まれで、16歳の時に誘拐され、Irelandに奴隷として売り飛ばされ、豚(テレビでは羊の毛皮をかぶって羊の世話をしていたような...)の飼育をしていた。彼はIrelandの野蛮な異教徒が怖くて仕方がなかった。6年後、自力で逃げ出しイギリスに戻った彼は神父になった。その後さらに修練を積んでBishopになった彼はIrelandに戻り、Pagans(異端者)をキリスト教に改宗させた。彼はIrelandからヘビを追い出した人としての伝説もあり、彼の姿を描いたものには足の下にヘビがいたりする。ヘビは人類最初の人間(アダムとイブ)をそそのかして善悪の実を食べさせたEvilの化身である。(本当はリンゴではないらしい。でものど仏は英語でAdam's appleという。ノドにその実のかけらが引っかかっている...ということで。)伝説の中にはDilveen湖に住むヘビの姿をした悪魔がIrelandを去ることを拒否した。St. Patrickは「月曜には戻る」と彼に言い残してそのままにしておいたので、今でも彼は湖で「It's been a long Monday, Patrick!」と彼を呼ぶそうである。


古代のIrelandでは緑の葉を燃やして肥やしを作り豊かな実りを得ていた、ということや、アメリカでもこの時期、緑の葉が芽吹く時期、ということからも緑色がシンボルとなっていく。シカゴではCicago Riverが緑になるとか(明日のニュースは必見)。NYではPatとMikeと言う名のマスコットがパレードを先導するそうだ。


緑のシンボルと言えばShamrock。「父と子と聖霊の御名において...」と祈りの言葉にあるように、三位一体の教えに三つ葉のクローバー(Shamrock)を用いた、という説もあるそうだ。


緑のレプリカント(Elves)と言えば....。名前を言い当てたら宝物をくれる、というおとぎ話がなかったかな?