お昼からなにぼうのお友達のお母さんから先日ご招待のメイルをいただいていたのでお出かけする。なにぼうは日本でもほとんどお友達の家に遊びに行った事がない。大丈夫かなぁと心配したが、杞憂におわった。もうひとりのお友達のお母さんも来ていて、それぞれ御主人がオムロンNECにお勤めだそうだ。4〜5年の赴任と言われてきているそうでうらやましい限りだ。でも子供の教育はいろいろと大変らしい。日本語学校が週に二日、そこは日本と同じようにイベントも多いらしい。またPTAとかでかり出されることも多く面倒らしい。英語の勉強のために家庭教師もつけているとか。うちは1年だけなので学校だけで充分。なにぼうは水鉄砲を貸してもらって家と庭を走り回っていた。4、5年の滞在となると、最初の数ヶ月をお買い物に費やし、車の運転も数ヶ月は御主人任せと、何かと余裕がある(ご本人は「余裕がなかった」とおっしゃるが)。余裕がないので子供のお昼も最初の2ヶ月ぐらいはHot Lunchだったとか。学校の初日からお弁当というのも珍しいようだ。まして毎日FreewayでPaloAltoまで送り迎えというのは非常に驚かれた。でもこちとら1年間しかないのだ。背水の陣というかのんびりしている暇はない。できることは何でもやっておかなくちゃ!見れるものは何でも見ておかなくちゃ!!

ちなみにHot Lunchとは給食みたいなもので、2ドルぐらい。あまりおいしいものはないらしい。1ヶ月分のメニューをもらって、Hot Lunchにしたい日は封筒にいれてお金を持って行く。ELDのクラスはお弁当も様々でそれほど「おにぎり」は目立たないらしいが、下の子がキンダー(幼稚園)の方の話では、おにぎりは珍しくいろいろと言われるのがいやで子供からサンドイッチにしてくれと言われたそうだ。また、なにぼうはアメリカの学校を非常に楽しみにしていたが、みんなそれなりに苦労していたようで、「アメリカに行きたくない」とか「日本に帰りたい」とか、泣かれたこともあったとか。

このお宅の庭にはレモンが鈴なり。薔薇もキレイにさいていた。でも来週には引っ越すらしい。今の家にはリンゴもナシもあったけど、どちらもまずかったとか。帰りにはレモンをお土産にいただいて帰った。これらの木はもちろん家についているもの。いくら薔薇がキレイでも置いて行かないといけないそうだ。