今日は「20 Common English Mistakes」の初日、火曜日と同じ場所でちょっと遅めの時間に始まる。クラスのメンバーは10人ちょっと。Instructorはよくしゃべる男の先生。イタリア人の父とドイツ人の母をもち、ドイツ語もペラペラらしい。ハワイで3年間、日本で6年間住んで英語を教えた経験もあるので日本語もしゃべれるようだ。学生時代の専攻はInternational Law。英語の文法上のRuleを実に理路整然と、とても早口だがわかりやすい英語で説明してくれる、今回の講座は特にアジア系の人が犯しやすい英語、特に基礎の間違いに焦点があたっているはずなのだが...。講座を受ける人は日本人は私を含めて3人。一人は今日は休みで一人はアメリカに6年住んでいる人。台湾から、中国から、韓国から...アジア系はもちろん多いのだが、問題は...インド人も3年、中国人も9年。ベトナム人はなんと23年。みんな私からすれば『nativeじゃんかー』ということ。子供を預けて(息抜きに)講座に参加している人は私のほかにも2人ほどいたが、彼女らでさえ、3年5年の滞在なのだ。なんということ!!!
火曜のクラスで一緒だったポーランド人の女性もいた。彼女はPolishの銀行に勤めていて滞在約1年になるらしいが、来年にはポーランドに帰ると話していた。アメリカという国に対して非常にシニカルな意見を持っていて、「期待はずれも甚だしい、自由なんてないじゃない、教育もなってないじゃない」、という話でかなり先生と意見交換をしていた。彼女は友達や家族もいないので全然楽しくない、ということも言ってたな。それはそれでわかるのだけど、それもある意味「自由」なんだと思うけどな。

もちろん完璧な人もいないし、完璧なルールもない、完璧な国もあり得ないのだけど、アメリカは「やる気のある人」にとっては非常に優しい国だと思う。世界情勢がニュースのメインである国とマイケルジャクソンの裁判の行方やらいい年をした女性の誘拐などがニュースになる国の違いはあっても、いくつになっても学びたい人には大学の門戸も開かれている。普通の公立小学校なのに英語を母国語としない子供を集めて授業をしてくれる、夏休みには特別補講までしてくれる、英語のできない親にも補講があって、それらはすべて無料である。ありがたい!いいところもあるんだけどな、そんなに否定するほどのこともないのにな。

はぁ....。とにかく私、文法は本当に苦手なんだよなー。それに最近覚えも悪くなったし。大丈夫かなぁ。
(ちょっと弱気??)