HitomiT2005-06-25

最近は玄関からちょっと階下までお散歩に行ったりするミケである。日本から連れてくるのは比較的簡単だった。本人(猫?)は震えるほど怖い思いをしたのだが...。で今度は連れて帰るための準備をはじめなければならない。マイクロチップの装着と狂犬病の予防接種である。2度の予防接種の後で血清を調べ、抗体ができていて180日を経過していれば空港で待機することなく家まで連れて帰れるのだ。でなければ、空港で半年(?)留め置かれることになるらしい。日本語のできる獣医さんはこのあたりにはいないようなので適当な病院でお願いするしかないのだが、近くにも動物病院はたくさんあるけど、どれもなんだかみすぼらしい感じがしてなかなか決心がつかなかった。でも半年前となるとそろそろ行かないとまずいわけだ。なにまんにはイケイケと急かされてはいたけど、ミケがかわいそうで(しかも自分の英語も心もとない、となると)さすがに一人では心細い。なにまんも一緒に行ってくれるよう頼み込んでWebで調べたAdobe Animal Hospitalに決めた。先日『予約が必要かも』、となにまんが言うので意を決して電話をしたが、「予約は必要ですか」と聞いたところ「連れてくればいいですよ」と言われたので安心していた。
予約は不要だと思っていた。でも受付の(口ひげの生えた)おばさんが言うには、実は予約が必要だったらしい。「予約が必要だと思って電話したけどいらないと言われたよ」と、内心『げ、やっぱり聞き間違えたか』と思いつつも強気で発言してみる。でもまぁ、仕方ないな(こちらの落ち度かもしれないしな)とも思っていたので、「では今予約をします」と申し出る。「誰が担当したかわからないけど、ごめんねー」と何度かいわれながらも、今からの予約では来週になるかなぁと覚悟していたが、「空いてる時間は...明日の朝7時と7時半と....」そんなに早くからあいているんだなぁとびっくりしつつも10時の予約をとり、ミケの名前をつげて予約確認のカードを受け取り家に戻る。
「ミケといいます、m i k e、マイクじゃないです、ミケです」

行きの車の中でケージの扉をあけてやった。ミケはうろうろ、外を眺めたりシートの下にもぐろうとしたり。それが不安げではなく何となくうれしそうな感じがしたのは、普段家に閉じ込めてばかりいる私の罪の意識からだろうか....??首輪をつけて公園につれていくこともできないしね。