Pat先生が常用している薬をPrescriptionなしでドラッグストアで入手するための電話をかけることから始まった。「Phone Treeは結構早口なので聞き取りが大変だけど、まぁこんな感じ」というデモを兼ねている。それからホルモンの話や緊急電話の話。先日はピーやらプーやら幼児向けの、でもとても必要な言葉。なかなか実用的である。
講義では来年のMathの授業について。Pat先生は低学年を教えていたのでその例から、数の概念をどう教えたかを紹介してくれる。箱にストローを1本ずつ入れ、箱の前には数字を日めくりのようにして表示する。9本まで入れたところで10本目のストローをどうするかを子供たちと話し合う。で、箱をもう一つ作り、10本を束ねたストローを入れて1を表示する。100の位も同じようにして、数の概念を教えたのだそうだ。足し算も引き算も完璧に計算できていた子供がこれを見て初めて数の概念がわかり、今までやっていた計算がどういうことだったのかを理解できた瞬間があり、それは忘れられない経験だという。なにぼうも昔は18を108(10と8)と書いていたことがあったなぁと思い出した。大人にはわかっていることを子供に教えることは、本当に大変だなぁ(でも楽しそうだなぁ)と思う。『およその数』も、シリンダーに小石を入れて底の平面にいくつ、それが何段あるかで割り出したりするのだそうだ。実践を数多くこなし、体感して知識を増やすやり方はとても楽しそうだ。インドではいっさい、そういう実践や実験はないという。1クラスに70人ぐらいいるそうだから確かに実験は無理だろうけど、だからこそ娘はインドに帰ってインドの学校に入るのは嫌だというのだそうだ。Multiplication Table(九九みたいなものかな?)は12段(12×12)まである。インドでは20段まで(20×10)まであるとか。

ポスターを用いた自己紹介は私の番。Wax MuseumやPinnakles、Exploratoriumの写真をたくさん紹介。この前のMystery Spotを紹介したこともあって、たくさん楽しいところを知ってるのねー!と先生に驚かれてしまった...。(週末は家にいないもんねー)イランのSograは物理の先生だったそうなのでExploratoriumは絶対におすすめだと話しておいた。いろいろなところをどうやって見つけてくるのかと後でSusanに聞かれたけど、う〜〜ん。Hiller Aviation MuseumとかHomesteadのホテルのフロントとかでいっぱいチラシをもらってきたんだよと...。中にはクーポンもあったりするんだよ、と答えておく(チラシぐらいあげてください)。

昨日はSusanが誘ってくれたのでなにぼうはHenryやAndrew(彼も韓国人)と一緒に遊ぶことができた。言葉が多少通じなくても遊べると思ってくれたかどうか...。ちなみにAndrewは1年アメリカにいるので英語はよくわかっているようだし、上手に話す。ちゃんとなにぼうにも説明してくれるので助かった。お土産にラムネを持参。スーパーで見かけたことがあったけど、韓国のお酒と似ていたのでアルコールだと思っていたそうだ。飲み方をなにぼうが説明。子供にはうけた。そうこうするうちに大きなテレビが到着。DHLのでっかい男性一人が配達してきたのだが、なんと!入り口から入らない。玄関前の花を植えるコンテナと壁に阻まれ、幅が広すぎて入らない。それほど大きなテレビだった。結局外で梱包を解いて中に入れるしかないらしく、でもそこまではDHLのおじさんはしてくれない。お友達や近所の人に助けてもらって入れてくださいと言いおき、玄関先において帰ってしまった...。ご主人は来週にならないとかえってこないそうで、私では役不足。帰ってくるまで外に置いておかれるのだろうか....。この季節、雨は大丈夫だし、多少リスクはあるが大きいので一人で運びだすこともできないだろう。どうなったか聞くのを忘れていた.....。