Boston 2日目

Blue Line

私はともかく,なになにコンビは多少時差ぼけがあって朝の出だしで多少のロス。ともかく10時前にホテルを出る。


3:Skywalk Observatory
懲りずに行く「高いところ」である。Blue Lineの電車をGoverment CenterでGreen Lineに乗り換えて行く。この駅のGreen Lineのホームは3方向から電車が出発する。塗装ははげてぼろぼろだけど車両はKINKI車両1987年製。懐かしいOsakaの文字を見た。展望階はPrudential Centerの52階にあって360度の展望が臨める。案内ラジオの無料貸出しがついていて,英語だけど参考になった。子供向けを聞いてみたけど大人向けでも結構簡単なのでよくわかる。窓の上の方に小さい番号札が下げてあってその番号をいれるとその窓から見えるものについてとてもフレンドリーな説明をしてくれるのだ。「窓の正面,ガラスばりの大きなビルはJohn Hankockビルです」(ここにもあったハンコックビル!!)「窓の右手,下の方に見える緑の長い屋根はボストン交響楽団の本拠地です」という具合。ハーバードやMITも見渡せる。一回りするのにそれほど時間はかからない。というわけで,階下のFood Courtのインディアンやパンダでファーストフードのブランチである。
 #向かいにHankock Tower。その左横の小さい教会がTrinity Churh。


番外編:Duck Tour
その後1時からはDuck Tour。昨日Science Muserumに行った時に博物館の前に泊まっていた水陸両用の乗り物にすっかり目を奪われたなにぼう。今日はそれで軽く市内観光。「軽く」というわりには1時間20分(実際には100分ほどかかった)で25ドルと財布が軽くなった...??この船自体は第2次世界大戦時でも活躍したということらしい。船に乗るとボストンらしくBGMはボストンポップスの曲がかかっている。「どんなトラックよりも上手に浮かぶ船,どんなトラックよりも早く走る船=おいらが一番だー!!」ということでもある。この出で立ちでUS1も走る,結構私は怖かった...。チャールズ川に入るのは一瞬で「じゃぁ行きますよー」どっぼ〜〜ん。という感じ。川では子供にもハンドルをとらせてくれる(舵??)。なにぼうも手を上げてやってます。
途中マイクの音が出なくなったり,ギアの調子が悪くなったりで予定よりも時間はかかったが,無事に戻ってきた。
  
#昨日行ったMuseum of Scienceは次の出し物Star Treckのためにおめかし中。

4:Museum of Fine Arts, Boston
Prudential Centerから歩いてMFAまで行く。シンフォニーホールの横を通り抜け3時過ぎの入館であまり時間がない。にも関わらず,裏側から入館したみたいでエジプトのミイラなどに時間を費やしてしまった。子猫や犬,ワニの赤ちゃんのミイラまで。死後の世界を信じていた特別な死生観からか,それともただの練習なのか..。Sealもあった。いわゆる印鑑。日本の印鑑のような形のものや,周りに絵柄が掘ってあって転がすと1枚の絵のようになるような形のSealなど。ギリシャ美術やアジアの美術。ペルシャやイランの焼き物は古伊万里によく似ている。妙なお面。誰かに似ているような....。悪夢を見そうな上目遣いのお面まで。宗教儀式で使われていたのだと思うが,妙にリアルというかカリカチュア。日本のコーナ−には着物や月山の刀など。月山の流れは桜井の片田舎に受け継がれていて,月山兄弟が鍛冶と磨ぎで分担しているのだが,兄弟仲が悪く,磨ぎの担当はいつも飲んだくれているような感じだったなぁ...。ヨーロッパの絵画が一番見たかったのだけど,「後15分で閉館です」「後10分」などと各部屋のガイドに言われてかなり駆け足で見ただけ。Shopを覗く時間もなかった(;_;) というわけでかなり消化不良気味のボストン美術館である。
 


う,ボストン3日間(2日半?)は短すぎる....。


夕食はQuincy MarketのMcCormick&Schmick'sでSeafood。今日はなにまんがMahi-Mahi(シーラ)を,私はMonkfish(アンコウ)をチョイス。どちらも臭みのない白身の魚でおいしかった。ついでに昨日食べ損ねた生牡蠣に挑戦したが,なんだか身のうす〜〜い,ぷりっぷりっとはほど遠い食感で,チリソースもビネガーソースも今ひとつ。これは日本に帰ってからのリベンジを心に誓って,とにかくボストンのシーフードを堪能したということで。