ボストン３日目：最終日

ハーバード構内

今日もいいお天気である。Duck Tourのガイドいわく、ボストンでは「お天気のいい日は年に４日しかない」ということだったが、初日に雨が降っただけで後はすこぶるいいお天気。寒いかも...と用意したトレーナーも出番なし。

今日は朝からトレイルを歩く予定。朝９時には出発。

番外編２：Freedom Trail
電車を乗り継いでPark Stationまで。Common ParkからFreedom Trailは始まるのだ。昔の扮装をしたガイドもいるのだが、我々は我々のペースで自由に散策を楽しむことにして地図だけ２ドルで買う。道には赤い線や赤いレンガがひいてあり、道に迷うことはない、多分。出発地点の公園でリスと戯れ、なにぼうは「ライントレースだー」と張り切っている。
　

Old State Houseはイギリスとアイルランドのシンボルのユニコーンとライオンが。
　
Faneuil Hallのてっぺんには金色に輝くバッタがシンボルとして輝いている。
　#こちらはなにまんの好きなSamuel Adams

Granary Burying Groundではベンジャミンフランクリンの一族のお墓があったり。お墓と言えども日本のそれほど不気味な感じはしない。墓石にはドクロが掘ってあったりするのだが、ほとんどは年月の重みで表面はもちろん、崩れたものも多い。

Union Oyster House。アメリカ最古のレストラン。という謳い文句で行ってみたかったのだがネットで調べたところでは牡蠣が生臭いとかあまり評判がよくなさそうなので断念したところ。

ホロコーストの記念碑では犠牲者の名前ではなく番号が刻み込んである。

途中、工事中の場所があって道が寸断されている場所もあり、ちょっと迷いそうになりながらも無事チャールズタウンまで渡る。
　#下から見た橋

USS Constitutionでアメリカ最古の戦争用船を見たり。これは復元ではなくて本物だということだったが、あまりにキレイなのでひょっとして聞き間違えたかも？？
　　
ガタガタした石畳が続くヨーロッパを彷彿とさせるような場所を散策し、Trailの最終はBunker Hill Monument。ここは独立戦争の戦闘地である。またしても高い場所。295段の階段をのぼりてっぺんの窓まで。それがまた閉め切ってあるので暑くて暑くて。階段をひーひーいいながら上った後だけにつらかったデス。そんなこんなで約３時間。その後また電車を乗り継いでケンブリッジへ。

５：Harvard Museum of Natural History

あまり時間がないのでここも結局駆け足で。
自然史博物館は数多く行ったが、剥製の数や質という意味ではここがダントツではないかと思う。シカゴの自然史博物館ほどにはデコレートしていなくてまさに標本という感じ。大きなクジラの骨格が釣ってあったり、剥製と骨を並べて展示してあったり。Jem Stoneで１室を埋め尽くすほどの展示もある。またGlass Flower。これがすごい。植物の標本がすべてガラスで出来ている。香りがあるかとおもうほどの仕上がり。しかも800種におよび正確な植物のガラス標本が1886年から1936年にかけて作られたということもまた驚きである。
　
まだ大学は始まっていないのか構内の道路の穴ぼこをコンクリートで塞いでメンテナンス中。コーンに気づかず踏み入れてしまい、私の足跡をちょっとだけ残すことになった....。

.....結局ここでもHopi族など北アメリカインディアンの展示を見逃した。

ボストンの街は初めてだったが堪能した。
ダンキンドーナツがやたらあちこちにあるなぁと思ったが、ここが発祥の地らしい。またボストン交響楽団が代表するように芸術の街らしく、駅のプラットホームでは（地下で熱気がこもってたいてい蒸し暑いのだけど）アンプを持ち込んで自作自演。それがまた結構うまかったりする。手品をしている人もいた。
道行く人にネクタイ姿が多いのも西海岸とは違うところ。
シーフードの街はレストランのメニューに日付入りだったのが驚き。クラムチャウダーもおいしかったし、久しぶりに魚を食べられて満足。アメリカ誕生の地はヨーロッパの雰囲気も多く残る街だった。
ハーバードやMITを訪問してみたかったが残念ながら時間がなかった。シティパスも結局一番はずれに位置するJFK Presidential Library and Museumが見れなかったので１枚あまってしまったが、十分元はとったと思う。

帰りは空港までなにまんも一緒に行ってくれたので気が楽。ホテルから空港までのMBTA水上タクシーもあるのだが一人10ドルはもったいない。しかも終点からバスにのらないとダメらしい。結局来たときと同じBlue Lineで二駅とバスで空港まで。飛行機の中ではやはりよく眠れず。30分ほど早く着いたが荷物がなかなか出てこない。シャトルで駐車場まで問題なく行けたのだが、駐車場が真っ暗でいったいどこにポンちゃんが？？としばし迷うも無事発見できて280でちゃんと家まで戻り、オニギリを食べて寝ましたとさ。あ〜〜〜眠かった。