Monterey

タコに食われております...

本当の土曜日の今日はI助教授、yy兄ちゃんも一緒に、ポンちゃんを駆ってモントレーまで行くことにした。10時過ぎの出発でお昼前の到着。なかなか予定通りである。水族館に入る前に腹ごしらえを...ということで、海が見えるその辺りのレストランに適当に入り、我々はまたしてもパスタをチョイス。前菜にはグリルしたアーティチョークを。来る途中でアーティチョーク畑を通ったので『いっちょ食べてみるか..』となったわけである。今がシーズンなのかマーケットでも生のアーティチョークをよくみかけるが、実は家では調理したことがない。食べるところが少ないのは有名な話だが、グリルするだけだったらうちでもできそう...と思いつつ、半分に切ったアーティチョークを一枚ずつ端をかじっていく。ひっくり返すと一番おいしいはずの真ん中がすっぽりなかった。ぬわに!?
パスタには酢漬けにしてあるようなアーティチョークがごろっと入っていたので、中身をこういうメインに使っているのならまぁよしとしよう(本当は瓶詰めか?)。それにしてもお昼はyy兄ちゃんが小食で驚いた。どうやら胃がもたれていたようだが大丈夫かな??
 
岩場で寝転んでいる怠惰なアザラシ。レストランから見ていたが、水かさが増してくるのが気になるのか頻繁に頭と足を挙げる。そのうち大きなひと波でごろっとさらわれてしまった。すると大きなアザラシが頭を起こして「あら、あの子ったらどこへ行ったの?まぁいいわ」という感じにまた寝転がる。
#さらわれる前。いい岩場は当然早い者勝ち。

I先生がここでダイビングをしたことがあると聞いて驚き。なんだかタイプが違うような??


それから水族館に行き、ゆっくりと見て回る。最初はラッコ。しつこくケンカしているラッコを飽きずにながめる。イワシやサバを含めよく知っている魚も多く、展示してある種類は少なめではないかと思う。ウツボは頭としっぽだけが岩場の穴から出ている。それぞれ模様が違うので、これとこれがセットだな、これを引っ張るとこれが引っ込むのだな、と思いながら見るのは楽しい。夏は子供向けに、ぬいぐるみを使ってクラゲの増え方などを教えてくれる外でのイベントなどもあったのだがもう10月。訪れる子供はたくさんいるが、イベントを取り仕切る若手のスタッフが実はバイトで、彼らが学校に戻るからではないかと思ったりして...(勝手な推測)。前回は元スタッフによるクラゲの講義があったが、今回は映像のみでテーマはサメ。
http://www.tsukiji-shokan.co.jp/mokuroku/ISBN4-8067-1270-1.html #面白そう...
 #こういうサメ関係の展示もあります。中央アメリカのモラ。
サメには骨がないらしい。I助教授によると、サメは軟骨しかないので化石などには口しか残らないとか...。口だけの化石でよくぞ魚とわかったものである。感動(ウソ)。サメの卵は四角い。卵で孵るのだから哺乳類ではないのだが、卵はそこらに産み落とされるわけではないようでお腹から小さいサメが産まれてくる瞬間を見ると混乱してしまいそう。他に印象に残ったのは、クラゲの異常発生は魚の乱獲が原因のひとつである...という下り。日本では異常発生はニュースにはなるが、原因まで言及することはないのではないかと...。特に水族館が言及することはないだろう。日本の場合、その異常発生したクラゲはどうやったら食べられるか、って考えるんだよね、変なの。もちろん今でもクラゲはたくさん展示してあるのだが、中には数の減ってしまっている水槽もあるような...。水族館から見える海に自然のラッコを見る。望遠鏡で見るとヒトデを食べているようだ。顔をぐりぐり、何ともかわいい仕草である。
自然のラッコを見たのは実は今回が初めてだった。その後、ショップでリアルなタコのぬいぐるみを買って、モンテレーの海岸を回ってアザラシを探しながら、次に目指すはSalinasである。Salinasで何をするわけでもなく、ただ通るだけなのだ。でもキリが降りてくる中のドライブはわくわくする。
  #妙にリアル...


帰りにSunnyvaleの六甲で晩ご飯を食べる。お米が食べたかった。基本的には居酒屋メニューだが、なにぼうは鉄火丼を頼む。水族館にいった後でマグロか.....。お腹いっぱい食べて、またまたyy兄ちゃんのところにお邪魔する。やっぱりゲームにはまっているなにぼう。困ったものだ。


そして明日に備えて(なにまん様は)早めに就寝(?)