なにぼうのセーター:完成が遠くなる

さっさとセーターを仕上げてESLのエッセイに取りかかろうと思っていた。完成間近なものが側にあると気になって、「するべきこと」に集中できない。なにまんのセーター用に色違いの毛糸を買ってあるのも気にかかるが、同時に2つ手がける..ということができない性分。とにかく、ここはなにぼうのセーターを仕上げるしかない。


袖が二つ、ちゃんと見頃にくっついた。後は裾のゴム編み(輪針でとっとと済ませるつもりでいた)と襟である。ここは変則的に襟を先に仕上げることにした。実はこの襟ぐりの深いのが気になっていた。ゴム編み止めができないので頭がきつくて入らない....ということはなんとしても避けたい。なにぼうはクビまわりのキツいのはいやがる。比較的ゆるく編んだのだけど、これが裏目に出てしまった....。するとなにぼうが「フードつけて」「おーー??それはいいアイデアだと思うが、母はそれはやったことがないのだよ、なにぼうくん。」が、もともと余った毛糸で帽子も...という案もあったゆえ、ここは一緒にしちゃおうかということで、フードも適当にくっつけることにした。まず、フード付きの服でどのような形になっているのかをじっくり見る。で、えいやっと適当に取りかかる。


......そうだ...色を合わせないといけないんだった....。


どうやらそれほどまでにも毛糸に余裕がないようなので、ここはとにかくやってみるしかない。たかがフード。しかし見頃1枚分ぐらいの量は編まないといけない。それに裾もまだだった。ということで完成はもう少し先になってしまってがっくり。しかも、ものすご〜〜〜く「手作りなのよ!」を強調しそうな出来上がりになりそうで恐ろしい。


すべりの悪い糸だと思っていたが、プラスチックの輪針を使って意外にすいすい編めるのに驚いた。要するに竹製の、上等な(?)匠の針が合わなかっただけみたい。アメリカの棒針もかぎ針もいろいろな色があってとてもきれい。それに軽い。だからいくつか欲しいなぁ...とよだれをたらしつつ....。