Phoenix, Arizona:移動の1日目

HitomiT2005-12-17

朝6時過ぎ、まだ暗闇の中をSFに向けて出発である。今回はなにまんのマイルを稼ぐため、直行便ではなくLAXで乗り換えで結構待ち時間があると聞いていた。昨日Fremont駅で立ったまま靴下を編んでいる恰幅のいい(まだ若い)男の人を見た。で、編物熱を刺激してくれたのだけど飛行機には編み針は持ち込み禁止だと聞いていたので、夏のかぎ針編みクロスステッチのやりかけを持って行くことにした。が、クロスステッチの方のポーチに糸切りばさみを入れていたのをすっかり忘れていた。う、没収。ところで、SF空港では冬休みの移動でやたらと遅延が出ているのである。8時50分の出発が10時過ぎの出発に変更になり、しかも私のすぐ前の席がなにやら落ち着かない。女の人が座っていたのに、羽根のついた帽子をかぶった男の人に変わったと思ったら、その人はすぐに背もたれを倒し、後ろに行って水を飲んでいる。なにまんが「酒臭い」と言いだした。案の定、その人は酔っぱらいということで飛行機から降ろされてしまった。それほど暴れるわけではなかったが、でも時間は結構ロスしたぞ。機長の「ちょっと調子の悪い人が出ましたので...」とか「解決しましたので...」とかのアナウンスが入る。


長い待ち時間、お酒を飲んで時間を潰す人もいるわけだ。しかもこの人の帽子が目立っていたのでトイレから出てくるところとか、あっちこっちウロウロしているところを目撃していた。ひょっとして「帽子を目印にトイレでブツの受け渡しをして荷物だけ飛行機に乗せてこの人は計画的に飛行機から降ろされる....って、テロと違うやろなぁ」と想像力たくましく思っていたわけで。


『んなアホな』


結局アリゾナに着いたのは時差もあって4時。なんでこんなに遠いんだぁ!もっと暑いところだと思っていたが、意外に肌寒く、コートを来ている人もいれば半袖のTシャツの人もいて様々。そこからレンタカーを借りる。DollarにはCaliforniaナンバーの車もたくさんあるので、選択の条件としてArizonaナンバーの車。ナンバーは州によって違う。覚えやすそう....。
 #こんな格好でも暑くない


 #ホテルにもサボテン
今回はマリオットに滞在。チェックインしてからご飯を食べに行く。ホテルでプールに入る予定でいたのだが思った以上に寒く、プールは諦める(でも夜の9時も過ぎてからプールが賑やかに...。結構寒いのに元気な人もいるもんだ)。なぜかここまで来てOlive Gardenでイタリアン。土曜日の夜で少し待ったがすぐ席には案内してくれる。担当のお兄さんに「どこからですか?」と聞かれ、「日本からだけど今はカリフォルニアにいます」と答えたなにまん。お兄さん、なんかやたらと感激している。実は「GEISHA(日本では「さゆり」?)」が流行中。映画の主演は日本人じゃないけどHollywoodマジック、確かにキレイ。私も近いうちにこの映画を見たいと思っている。
Memoirs Of A Geisha


アリゾナの町はベージュのイメージ。砂漠の砂の色かな。高い木々はほとんど無い。町中には時々サボテンもあるが、道路はアスファルトで固められてキレイで静かである。Freeway沿いの路肩は植えたばかりの木々があり、工事中のところも多くPhoenixはまだまだ新しい町だという感じ。道路脇が白いだけに、夕方には空も町も白っぽい同じ色に見える。もう少し太陽が沈んだ夕焼けはキレイだった。