Casa Grande Ruins

HitomiT2005-12-18


朝ご飯をしっかり食べて8時に出発。目指すはTucson(ツーソン)である。なにまんが見たくてたまらなかったあの腕持ちのサボテンが道の両側のあちこちにニョキニョキ生えている中を抜け、Casa Grande Ruinsに寄り道。だだっ広い囲いの中にベージュの土を固めたような廃墟があった。インディアン部族はHohokam。西暦1300年頃に洪水が起こるまで、ここには彼らの集落があったのだ。建物を建てるのに使えそうな石や岩もまわりになければ、木もない。彼らは砂や粘土、カルシウムなどを混ぜてコンクリート状のCalicheを作り、漆喰のようにSaguaroの芯を組んだ上に塗り固め、丈夫な建物を立てたのだ。しかも。この廃墟にはあちらこちらに四角い窓が開いている。これは夏至の太陽が見れる窓などで、天体観測によるカレンダーのような役割も持っていたらしい。自然からしか学べないものを最大限に利用していた人々の集落である。
 #サボテンの中を抜け


 #Saguaroとなにぼう