雑念

アメリカは古いものを大事にするところだなぁとまたまた感心。日本も伝統はある国のはずだが、寺社仏閣などは大事にしているのだろうけど、最近の技術に対しては敬意を払わないというか...。日本の伝統工芸も後継者不足は深刻なんだよね。とにかくアメリカの場合はこういう博物館が企業の寄付とボランティアベースで運営されているところにもまた驚きである。今日の博物館は無料。週に3日しか開館していないようである。
これは税制の問題もあるだろうとなにまんは言う。高額価値あるものの寄付における免税は日本にはない。日本の場合は納税としていったん国の懐に入り、それがどう使われているか...は時々問題になるところである。
アメリカの、広く一般に還元されるしくみが私は気に入った。こういうコンピュータの歴史を見て発奮する子供もいることだろう。免税のしくみを脱税に利用されては...と考えたのかどうか、なんだかネズミ一匹逃してはならないというやり方は、実は失敗を恐れるネガティブ思考ではないかと思うわけで、悪用するヤツもいるだろうが、見つけたら厳罰!というのは「正しい自己責任を問う」ことでもあるように思うわけである。日本の牛肉騒ぎに対する『編集長』のコメントhttp://www.kosa-ca.com/cgi-bin/mt/archives/2006/01/post_430.htmlはすごく的を得た表現だなぁ、上手だなぁと感激である。