Los Angelsへ

HitomiT2006-02-19

月曜日はPresident's Dayである。12日のAbraham Lincoln's Birthdayと22日のGeorge Washington's Birthdayにちなんで設けられた日で、私の手持ちのカレンダーは2月は14日のValentine's Dayと合わせて、この4つの記載がある。独立記念日や感謝祭とは違って基本的には休みではない。が、学校はMid-Year Recessで1週間も休みである。ELSもGrammar Classも休み。休暇をとって休みにする人が多いようである。


この機会を逃してはなるまい!さぁポンちゃん最後の遠出である。目指すはLA、Mission巡礼の旅である(キリスト教徒ではないけどね!)。El Pueblo de Nuestra la Reina de Los Angeles (the City of our Lady Queen of the Angels:略してLos Angeles)天使の女王の町へいざ!


今回は101を使って南下する予定。CAと言えばChage&Aska....もとい、Californiaと言えばGolfが好きな人にはたまらないはず。あちこちにGolf場はあるし、聞く所によれば値段も大変reasonable。見てください、この景色。CAは全体がGolf場のようです。
  #こちら本物

 San Juan Bautista

 
何とものどかな場所である。田舎というよりも「のどか」と言う言葉がぴったり。景色も最高に「のどか」である。
 #これを「のどか」と言わずしてなんと言おう。
このMissionは15番目。3つのnaves(教会堂の一般席のある部分)を持つCaliforniaで一番大きなMissionと言われる。この付近のインディアンは友好的で彼らの手助けもあって約7ヶ月で教会が建ったという。地震でかなりダメージを受けたが、再建する際には細心の注意を払って建設されたので次の地震が襲った際にはいくらかは破壊をまぬがれた。1906年地震以降Steelやなどを用いて補強され、かなり丈夫に建てられてはいるようだが、回廊には充分な補強ができていないので、地震が起これば十分気をつけるように...という注意書きもあったりして。また教会内の床には動物の足跡を見ることができる。Tileを作って外で乾かしていた際につけられた足跡だそうだ。
 


Old El Caminoが通っていて、この冊の向こうにはインディアンが通ったという幅わずか9feetの道があり、今なおワゴンが通った跡を見ることができる。


このMission前のPlaza HotelもMissionと同じく歴史的価値ある建造物だそうだ。このMissionの説明には必ずといっていいほど登場する有名どころとして。

ついでに、ヒッチコック監督ジェームズ スチュワート主演の「めまい(Vertigo)」という映画のクライマックスはここだったらしい。


この小さな町のいたるところで闊歩する鶏たち。朝はにぎやかなことだろう。
またイチジクのようなサボテンの赤い実はインディアンの基調な食材でもあった。アリゾナで買ったサボテンジャムが鮮やかな赤なのはこのせいか。
 

 Mission San Miguel Archangel


Mission 16番目はUS101沿いにあった。鐘の塔が象徴的ですぐ目につき、広い敷地をかいま見て想像力をかき立てられ、わくわくしたのだが閉鎖中。
オリーブの実がたわわになった木を見る。生オリーブは初めてだ。ここのサボテンの庭も結構有名らしいが見ることができずに残念である。Shopでお留守番のお姉さんは2年前から閉鎖されていると言う。なにぼうに「何年生?」と聞くので4thだと答えると、印刷した紙を渡してくれた。どうやら4thになるとカリフォルニアの歴史とともにMissionを訪問するというProjectが行われるところもあるらしく、時折レポート用紙を片手に必死にメモをする子供たちを見かけるのであった。
想像するにボランティアベースで修繕をしているようではあるが、州の補助は一切受けられないらしく(これは基本的にどこのMissionも同じ)当然Donationを募っていた。
 
 #オリーブの実

 Mission San Luis Obispo de Tolosa

次はSan Luis Obispoである。5番目のMission。『クマの谷』と呼ばれたこの場所でたくさんのクマを殺して大量の肉を確保した。この肉はIndianにも分け与えられたという。この頃のMissionは草葺きの屋根がほとんどで、ここもそうだったが非友好的なインディアンの襲撃でよく火事になったらしい。それで丸い筒を半分に切ったような屋根瓦を作って利用するようになった。現在は「Missionの町」として町おこしを行っていて、クマが出そうな物騒な感じはまったくない。どちらかというとおしゃれな町である。なので、比較的Missionを訪問する人も多く、人気のあるMissionの一つだそうだ。また教会としても現役である。
 #新しい鐘
 #この表示の上に古い鐘が...。Joy Bell, Gloria Bell, Sorrow Bell
 
 #壁に描かれた模様が素敵

 Mission La Purisima Concepcion


11番目のMission。ここはかなり敷地の広いMissionで、タイミングがあえばいろいろな実演などが見られる場所であるが、これは前もって調査する必要あり。Lompocという町にあるState Historic Parkの中にある。入場料をきっちりとる場所だけあって施設がかなり充実している。動物がたくさん飼育されている。馬や羊に触れることもできた。七面鳥も囲いの中にたくさん飼われている。長い回廊沿いの部屋がそれぞれのWorkshop展示となっていて、皮をなめす場所、糸を紡ぐ場所、瓦を作る場所などなど、道具とともにじっくり観察することができる。兵士の宿舎やGuest Roomもある。Visitor CenterやShopは閉まってしまったが、Missionは5時まで見ることができてゆっくりと堪能する。
 
 
 #質素な部屋ながら窓から見えるのはステキな景色。落ち着いて書き物もできそうだ。


というわけで駆け足で4つを訪問した。本日のMissionはここまで。

 Buellton泊:Andersen's Pea Soup

お天気がいいのに大粒の雨が降ってくる...という奇妙なお天気の中、CAのお城であるHerst Castleを横目に、vineyardsが広がる素晴らしい景色をMissionに立ち寄りながらのUS101は変化があってとても面白いものだった。Santa Barbaraを目前に、この時期ホテルは満室だったので、手前のBuelltonにて宿泊。

風車のある変わったホテル。看板をよく見たので暗示にかかったようにPea Soupのお店へ。この界隈では結構有名なPea Soupらしい....。濃くがあっておいしいスープ。頼んだサラダのドレッシングも絶妙で大満足。ホテルの部屋は天井が高く気持ちいい。が、匂いがちょっとね......。
  
 #これでたこ焼きができそうだ。