レンタカーを借りてポンちゃんにお別れ

そのままSan Joseの空港に行き、Dollarで車をレンタル。荷物が多くなるのでかなり大きめの車にした。後部座席用に天井部からDVDの画面が出てくるなど、これまたなかなか便利そうな車である。が、愛着がわくほどのお付き合いにはならない。


なにぼうを迎えに行ったなにまん。「車を洗って帰ってくるからねー。」
ところが何をやってもツイテナイ日というのはあるもので。
なにぼうがワタワタと帰って来て接着剤がいる!と言う。なんと洗車中にミラーに引っかかったホースを軽く引いただけで「ぱっきり」と取れてしまったそう。しょんぼりするなにまん。部品が割れていて「寿命だったんだよ」、と言いながら手を尽くしてはみるもののうまくいかず。ここはガムテームで貼付けて正直に告白することにしたらしい。もうこのミラー破損ですっかり気力もなくなってしまった我々は、迷うことなくポンちゃんを買ったディーラーに持ち込み、「この車を売りたいのだけど」と話をする。まずポンちゃんのボディチェック。塗装のハゲやキズ(どれも購入時からある古傷)をチェック。ミラーももちろんチェック。それから実際に走ってみるディーラーさん。その辺を一回りして戻って来た彼は「いい車ですね。最前列で売れる車です。」と一言。そりゃそうだ。何も問題はなかったし。それでも提示額は低かった。PCで、多分Blue bookをチェックし、後はこの古傷の修繕にいくらかかるかを一つ一つ数え上げて差し引かれる。金額の提示。実はみんなの目が点になるほど安かった。が、ここは気力も失せているなにまんである。「一応我々の見積もりではこれぐらいだったのですが」と言ってみたけど、10万マイルを越えている車なので、と言われるとそれ以上は言えず。ここが交渉術のない我々の弱いところ。別のディーラーに行く気力もなく、そこで手を打った。
 
 #今後もいい人にもらわれて、いっぱいいっぱい走ってね!


その後の手続きにもそれほど時間がかからなかったので、次はyy号である。
最初に行ったお店ではケンモホロロにあしらわれた模様。確かに雨のようなオイル漏れ(これは後でオイルではないらしい、ということが判明)とエンジン部分からあがる白い煙を目にすると、さすがに無理かもしれない...と思う。そこで最後の砦のyy号を買ったお店に行くことにした。最初から何とも怪しげなお店だったが、この期に及んではここが最終的に「救う神」。オーバーヒートしてるじゃん、とか言ってたけど、yy兄ちゃんの交渉(いよっ、バーゲン上手!!)もうまくいって無事に買い取ってもらえたのであった。