どへんこつ

アメリカに来て間もない頃に行った徳島ラーメン「どへんこつ」。以来、ほとんど行くことはなかったが、滞在が秒読みのようなこの時期なので再度行ってみることにした。最初と最後の「どへんこつ」である。
ここの定員さんはお年を召した方が多いのだけど、手際よく注文を取り、お客さんをさばいて行く。ここは定食も充実しているが、今日はやっぱりラーメンで締め。気疲れで食事をゆっくり楽しむ余裕のないなにまんにはちょうど良く、お腹一杯で満足して帰る。

 レンタカーを借りてポンちゃんにお別れ

そのままSan Joseの空港に行き、Dollarで車をレンタル。荷物が多くなるのでかなり大きめの車にした。後部座席用に天井部からDVDの画面が出てくるなど、これまたなかなか便利そうな車である。が、愛着がわくほどのお付き合いにはならない。


なにぼうを迎えに行ったなにまん。「車を洗って帰ってくるからねー。」
ところが何をやってもツイテナイ日というのはあるもので。
なにぼうがワタワタと帰って来て接着剤がいる!と言う。なんと洗車中にミラーに引っかかったホースを軽く引いただけで「ぱっきり」と取れてしまったそう。しょんぼりするなにまん。部品が割れていて「寿命だったんだよ」、と言いながら手を尽くしてはみるもののうまくいかず。ここはガムテームで貼付けて正直に告白することにしたらしい。もうこのミラー破損ですっかり気力もなくなってしまった我々は、迷うことなくポンちゃんを買ったディーラーに持ち込み、「この車を売りたいのだけど」と話をする。まずポンちゃんのボディチェック。塗装のハゲやキズ(どれも購入時からある古傷)をチェック。ミラーももちろんチェック。それから実際に走ってみるディーラーさん。その辺を一回りして戻って来た彼は「いい車ですね。最前列で売れる車です。」と一言。そりゃそうだ。何も問題はなかったし。それでも提示額は低かった。PCで、多分Blue bookをチェックし、後はこの古傷の修繕にいくらかかるかを一つ一つ数え上げて差し引かれる。金額の提示。実はみんなの目が点になるほど安かった。が、ここは気力も失せているなにまんである。「一応我々の見積もりではこれぐらいだったのですが」と言ってみたけど、10万マイルを越えている車なので、と言われるとそれ以上は言えず。ここが交渉術のない我々の弱いところ。別のディーラーに行く気力もなく、そこで手を打った。
 
 #今後もいい人にもらわれて、いっぱいいっぱい走ってね!


その後の手続きにもそれほど時間がかからなかったので、次はyy号である。
最初に行ったお店ではケンモホロロにあしらわれた模様。確かに雨のようなオイル漏れ(これは後でオイルではないらしい、ということが判明)とエンジン部分からあがる白い煙を目にすると、さすがに無理かもしれない...と思う。そこで最後の砦のyy号を買ったお店に行くことにした。最初から何とも怪しげなお店だったが、この期に及んではここが最終的に「救う神」。オーバーヒートしてるじゃん、とか言ってたけど、yy兄ちゃんの交渉(いよっ、バーゲン上手!!)もうまくいって無事に買い取ってもらえたのであった。

 エンドースメント

HitomiT2006-03-21

今日は10時半にSFの空港近く(実際はもう少しへんぴなところにあった)USDAに行く。ミケの書類にサインと刻印をもらいに行くのだ。Dr. Chunの電話番号をサクラメントのUSDAで教えてもらった。Officeだと思っていたので受付につながると思っていたが、電話をした時に出た人は多分本人。電話でもなんだか無愛想な人だった。時間早めに到着し、通されたOfficeは倉庫のような場所だった。ドクターなんだろうけど意外と風采の上がらない風。服掛けにはヘルメットと雨合羽と白い白衣がかかっているし、鳥のケージから小型大型動物のケージまで置いてある。重要な刻印は机の後ろにある道具箱のようなところに入れてある。携帯に電話がちょくちょくかかる。受付はあったが、スケジューリングの仕事は自分で対処しているようで「busy....」とつぶやきながら手帳に予約を書き込み、我々の書類に目を通す。一カ所、「What?」ということで引っかかる部分があったようではあるが、必要な書類にはとりあえずサインをもらって一安心。


でも後々、この「What?」がなにまんの中で不安をかき立てて行くのであった。問題はワクチンの効力期間なのである。昨日獣医さんが書類に書いてくれたのは、ワクチンの瓶に書いてあった有効期間。なので接種後、3ヶ月で切れていることになってしまう。本来はワクチンをすると次のワクチンは1年後。その日付を書いてくれれば問題なかったのだけど「製品の」という但し書きに引っかかってしまったよう。う〜〜ん、問題だ。考え得る方法をすべて検討した結果、これは受け入れ側の要求に沿った形で解決していくしかない、ということでとにかく関空にFAXを送って様子を見ることにする。

 六甲

今ひとつ体調がよくない私は夜のお食事に備えて(!!!)仮眠をとる。その間に宿題もすませたなになにコンビ。体調ほぼ万全で六甲に挑む。居酒屋メニューに大満足。アメリカに出張に来てわざわざ日本食なんて...と思うのだけど、T先生も快く「アメリカの日本食にも興味はあるよ」と言っていただき、なにぼうの希望をかなえるべく、お寿司の食べられるお店の選択であった。ここでも浴びるようにビールを飲むなにまん。帰ったら二人でダイエットだね....と1年前にも話したような会話をまた繰り返すのであった。

 Tete Class最後

目が不自由ではあるけれど、カレーは全部平らげて、Apple本社のStoreに立ち寄って家に戻った後、私はTete Classの最終レッスンに行った。先日から問題を抱えて噴火寸前のなにぼうのお友達のお母さんの話をして、学校に寄って多少違うシステムのことを確認してみる。アメリカでは何事も声に出して言わないと何も変わらないということ。残り少ない滞在だけど、できるだけお手伝いはしてあげたいし、できることなら彼女にもTete先生と勉強をしてみてほしいな...と思うのであった。

 Krung Thai

それで懲りずにKrung Thaiへ。いつものお店、平日だったからか案外すぐに座ることができた。私はやっぱりグリーンカレーのベジタブルのHotをチョイス。ベジタブルにハラペーニョがそのままごろっと入っていることもなく、なんだかとても食べやすい。同じお店なんだけど来るたびにちょっとだけ違う感じがする。

 目が!目が!

ミケを触って手を洗わずに目をこすってしまったからか、右目がゴロゴロとしてとても痛い。目薬を浴びるように挿してみても効果なし。水で洗ってみたけど取れない。そのうち目を開けていられなくなった。鏡で見てびっくり。もちろん目のまわりも腫れているのだけど、それ以上に白目の部分が水ぶくれのようになってぶよぶよである。うううう。まだゴロゴロするのはとれない。「うへぇ」と言っているとなにまんが心配して覗きにきた。で、私以上にたまげている。「病院に行かなければ失明するかも!」とネット検索するなにまん。どうやらアレルギー症状の一つでもあるらしく、数時間でひいたという誰かの書き込みに、とりあえず様子を見ることにした。黒目の部分には問題がないので見えないことはない。とにかくお昼は食べに行かなければ。